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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ハモプリ清里合宿 2日目

2009年08月02日 | コーラス・合奏サークル
今日も清里は、シトシト雨もようです。
これじゃ遊び歩けないじゃん。練習しかやることない・・・(-"-;)

だからってわけじゃないです。とても熱心に、私たちは朝食が済んでからすぐ練習を開始。チェックアウト後30分オーバーしてまで、リビングで練習させてもらったのです。
その後、オーナーのハイジさんは「八ヶ岳倶楽部」のある甲斐大泉駅まで、送ってくれました。もちろん、途中で清里駅に立ち寄って コインロッカーに荷物を預ける配慮までしてくれて。
何から何まで、心配りいっぱいのハイジさんなのです。

八ヶ岳倶楽部は、俳優の柳生博さんが、息子の柳生真吾さんらと経営しているところです。
全体が雑木林に囲まれて、おしゃれなレストランやギャラリーや ショップなどがある、すてきなスポット。
ここの「フルーツティー」が美味しいんだ!♪

さて、ランチしたりお土産を買ったりして、そろそろ帰りの駅へ向かわなきゃ。
春~秋の間、清里高原の中を循環している かわいい「ピクニックバス」に乗って清里駅へ。荷物を出したら、特急「あずさ」に乗る小淵沢まで、ローカル線「小海線」で約20分。

ところが!
この「小海線」で 思わぬアクシデントが!!
あと一駅で小淵沢、という甲斐小泉駅に停車した電車が、そのまま発車しない。
5分たち、10分たち、だんだん乗客たちも騒ぎ出したころ、アナウンスが。
どうやら、信号の故障かなんからしい。
もう~、早くしてよね。16時5分発の「あずさ」に乗れなくなっちゃうじゃない。
・・・などと言っていた我らも、そのうち本気で焦りだした。ホントに動かないんだもん。
ましてこの小海線は単線で、しかもワンマンカーで、乗務員は運転手ひとり。おまけに ここ甲斐小泉駅は ふだん乗降客はゼロ、ってことで、駅員もいない!
若い運転手一人で、汗だくになって電話して問い合わせたり、車内アナウンスしたり、つめかける乗客たち(おもにおばちゃん)に説明したり、もうパニック。
1時間も過ぎた頃、私たちに伝えられた情報は「信号の故障なので、全線止まっている。これから修理をする。また、振替輸送車を手配したので、佐久の方からやってくる」ということらしかった。

私たちが乗るはずだった「あずさ」は とっくに発車しちゃってるし、今後のメドも いつ立つことやら。
乗り合わせていた、合宿らしい学生の一団は、ホームに車座になってトランプなど始めている。

「もぉ~、待っててもしょうがない。タクシーで小淵沢まで行こ!」
我々はタクシーを呼び(駅待ちタクシーや流しタクシーなんてないのよ。電話で呼ばなきゃいけない。しかも自分らの携帯で)なんとか小淵沢までたどり着きました。
駅では、ちっちゃなひとつの窓口に客が殺到、払い戻しやら指定席交換やらでパンク状態だ(@o@)
駅でも こんな事態には慣れてないらしく、対応もおぼつかない。
そんなの待っててもしょうがないので、とにかく我らは かろうじて「遅延証明書」を書いてもらい、ひったくるようにしてホームへ走りました。
階段を駆け上がると、見よ、ちょうど、こちらも遅れて到着した、予定よりすこし後の「あずさ」がホームに滑り込んできたではないか!
間一髪!最前車両に飛び乗り、見まわせばちょうど自由席、しかもちょうど空席の真ん前だ。しかも「ご用命は」といわんばかりに、ウェイター、じゃない、車掌がたたずんでいるではないか。

ということで、ようやく東京へ向かうことができたのさ。ホッ

今年のハモプリ合宿、大雨にうち勝ってのフィールドバレエ、小海線での活劇と、忘れられない思い出の合宿となりました。

なに?「あずさ」の特急料金は、って?
もちろん払い戻してもらいましたとも。新宿駅の「みどりの窓口」でね。
しかも予想より大金でね。

ま、それはまた、別のストーリーになるので、またいつか、機会があったらお話しいたしましょう・・・