天に召されてしまった友犬・マック(※)が、かつて住んでいた家の前の路地を先日通りました。
※マックが私にとってどういう存在であったかはこちら↓をご覧下さい
「マックの謎」↓
http://blog.goo.ne.jp/heromorris/e/5bcccfd50be240efe03ccbb35c88f331/?ymd=200411&st=0
「マックの最後」↓
http://blog.goo.ne.jp/heromorris/e/ecc424c918326a6588da123ab7e286b9/?ymd=200710&st=0
犬と猫をよく見掛けるため、dogcat(ドギャット)-streetと呼んでいる、武蔵野市の八丁通り辺りから五日市街道付近まで南北に貫く何の変哲もない路地です。
マックの住居だった家の前を通り過ぎる時は、ヤツはもういないんだよなぁ…っとチクッと針で胸を突かれたような哀しい気分になります。
その時もそんな気持ちになりながら、買い物に向かっていたのでした。
と、マックの家だった所を少し過ぎたdogcat-street上で、偶然マックの飼い主さんであったご夫妻に出逢ってしまいました。
家の敷地内で放し飼いであったマックと私が戯(たわむ)れる事を快く許して下さっていた心の広いご夫妻です。
こんにちはっと私が挨拶をすると、あら元気? なんて事を言って下さり、軽く世間話し(時節柄インフルエンザの話しなど…)をしたりしました。
この土地に住んで10年になるものの、生まれ育った場所ではないため、あまり知り合いのいない状態の私には珍しくまた貴重な武蔵野市の知り合いです。
人間は「他者に存在を確認される事によって自分の存在を認識する動物」なのですが、まさに武蔵野市では、透明人間のように存在感のない私が、普通の人間に戻った瞬間でもありました。
優しい友犬であった故マックが、たぶんご夫妻に引き会わせてくれたのでしょう。
惚(とぼ)けたヤツでしたが、私が元気がない時などは、ぺろっと手の平を舐めてくれたりしたものです。
2年前の今頃、マックは老衰でほぼ寝たきりの状態になっていたでしょうか。
元気だった友達が病床に伏(ふ)せっている姿は見るに耐えなく非常に辛いものがあったのを覚えています。
そのあと彼は2007年の7月の21日に亡くなりました。
梅雨が明ける直前でした。
あの状態で夏を越すとなるとマックにはかなりの負担だったのが予想されたため、一寸(ちょっと)でも苦しみが無く逝(い)ってくれたのは、せめてもの救いだったでしょうか…。
生活面で色々と面倒臭い事があり基本的に疲れていて、元気が無い時に、マック同様優しい態度で私に接してくれるご夫妻は、さすがにマックの飼い主さんだったと思わせられました。
ご夫妻と軽い立ち話しのあと、こういうのは良いなぁっと柔らかな気持ちになって再び買い出しに向かった私でした。
写真はdogcat-street近くの、蔦(つた)が見事に絡(から)まり葉を茂らせている建物。
※マックが私にとってどういう存在であったかはこちら↓をご覧下さい
「マックの謎」↓
http://blog.goo.ne.jp/heromorris/e/5bcccfd50be240efe03ccbb35c88f331/?ymd=200411&st=0
「マックの最後」↓
http://blog.goo.ne.jp/heromorris/e/ecc424c918326a6588da123ab7e286b9/?ymd=200710&st=0
犬と猫をよく見掛けるため、dogcat(ドギャット)-streetと呼んでいる、武蔵野市の八丁通り辺りから五日市街道付近まで南北に貫く何の変哲もない路地です。
マックの住居だった家の前を通り過ぎる時は、ヤツはもういないんだよなぁ…っとチクッと針で胸を突かれたような哀しい気分になります。
その時もそんな気持ちになりながら、買い物に向かっていたのでした。
と、マックの家だった所を少し過ぎたdogcat-street上で、偶然マックの飼い主さんであったご夫妻に出逢ってしまいました。
家の敷地内で放し飼いであったマックと私が戯(たわむ)れる事を快く許して下さっていた心の広いご夫妻です。
こんにちはっと私が挨拶をすると、あら元気? なんて事を言って下さり、軽く世間話し(時節柄インフルエンザの話しなど…)をしたりしました。
この土地に住んで10年になるものの、生まれ育った場所ではないため、あまり知り合いのいない状態の私には珍しくまた貴重な武蔵野市の知り合いです。
人間は「他者に存在を確認される事によって自分の存在を認識する動物」なのですが、まさに武蔵野市では、透明人間のように存在感のない私が、普通の人間に戻った瞬間でもありました。
優しい友犬であった故マックが、たぶんご夫妻に引き会わせてくれたのでしょう。
惚(とぼ)けたヤツでしたが、私が元気がない時などは、ぺろっと手の平を舐めてくれたりしたものです。
2年前の今頃、マックは老衰でほぼ寝たきりの状態になっていたでしょうか。
元気だった友達が病床に伏(ふ)せっている姿は見るに耐えなく非常に辛いものがあったのを覚えています。
そのあと彼は2007年の7月の21日に亡くなりました。
梅雨が明ける直前でした。
あの状態で夏を越すとなるとマックにはかなりの負担だったのが予想されたため、一寸(ちょっと)でも苦しみが無く逝(い)ってくれたのは、せめてもの救いだったでしょうか…。
生活面で色々と面倒臭い事があり基本的に疲れていて、元気が無い時に、マック同様優しい態度で私に接してくれるご夫妻は、さすがにマックの飼い主さんだったと思わせられました。
ご夫妻と軽い立ち話しのあと、こういうのは良いなぁっと柔らかな気持ちになって再び買い出しに向かった私でした。
写真はdogcat-street近くの、蔦(つた)が見事に絡(から)まり葉を茂らせている建物。