根無し草のつれづれ

日々の雑感をひたすら書き綴ったエッセイ・コラム。また引用部分を除き、無断掲載の一切を禁ず。

モノローグ

2005-04-23 09:29:10 | 
寄り道、川辺、黄昏時

若葉、ツバメ、部活帰りの中学生

若さ、切なさ、帰らぬ日々

悩み、迷い、天(あま)に溶けるタバコの煙

望み、輝き、金色(こんじき)の飛行機雲

溜め息、家路、素晴らしき日常

ダメな夜

2005-04-18 17:48:29 | エッセイ、コラム
夕食も摂らず午後から昏々と眠り続け、午前2時に空腹
で目が覚める。
朝までは時間があり、もう一度眠りにつこうかと思ったが
空腹でなかなか寝付けない。
えいままよ、とベッドから出てご飯を炊く。ご飯を炊いてる
間にコンビニに出掛けオカズのおでんを買い込んで来るっ
ていう寸法だ。

静かな日曜の深夜に外に出る。流石に日曜の夜は人も歩
いてない。おでん、おでん…と卵、大根、さつま揚げなんて
ものを思い浮かべながら辿り着いた行きつけのセブン・イレ
ブンのおでんは売り切れで終わっていた。
失望感を覚えながら『仕方がない、炊いたご飯は無駄にな
るが“びっくりラーメン”だ』とセブン・イレブンから500m程離
れた激安ラーメン店に向かう。

で、てくてく歩いて着いたびっくりラーメンは閉店した後だっ
た。軽く目眩を覚えながら辺りを見廻すとすき屋の文字。
結局そこで、鳥そぼろ丼を食す。
出てきたものを夢中で食べ空腹感が満たされるとそこには
何とも言えない空虚感が漂った。

深夜の2時51分、夜の街を彷徨い満たした欲望の果てには
ただ虚無感があるのみだった。夜中に俺は何をやってるん
だろうって虚しさが…。