根無し草のつれづれ

日々の雑感をひたすら書き綴ったエッセイ・コラム。また引用部分を除き、無断掲載の一切を禁ず。

March→April

2009-03-31 22:45:44 | エッセイ、コラム
3月ももう終わりますね。
2月に比べて長く感じたひと月でした。

明日は年度初めですね。
4月から生活が激変する人も多いでしょうけど、困難に負けず、でもポテンシャル以上に頑張り過ぎないように、頑張って下さい。

チャリ転倒その後

2009-03-31 00:35:24 | エッセイ、コラム
土曜日にチャリ転倒後、病院が開く週明けに整形外科の先生に診て頂きました。
状況を伝え、触診でアチコチ調べていましたが骨には問題はないだろう、との事でした。
後は膝小僧のすり傷をマメにケアして、無理に動かなければ治るでしょう、とお墨付きを貰い安心しました。

映画『ウォッチメン』

2009-03-29 23:41:24 | エッセイ、コラム
原作:アラン・ムーア、デイブ・ギボンズ、監督:ザック・スナイダー、出演:ジャッキー・アール・へイリー、パトリック・ウィルソン、ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン、マシュー・グード、ジェフリー・ディーン・モーガン、他、の映画『ウォッチメン』を観てきました。


ストーリーは、近現代史の陰には、「ウォッチメン」と呼ばれる、人類を「監視」する組織が必ず関与しており歴史をより良い方向へ導くヒーロー組織が存在していた、という前提の元のパラレル・ワールドを描いたものです。
そして、物語はある時、かつて「ウォッチメン」だった人物が暗殺されてしまう所から始まります。
そこから『「ウォッチメン」とは一体何なのか?』という謎に、幾つかの時代のエピソードを様々に行き来しつつ、迫るものというのが、この作品の根幹を成すものです。


一見、シンプルなストーリーに思えるのですが、作品世界が壮大な上、提示されるエピソードもコロコロと時代を交錯させながら描かれていくので、理解するには非常に難解なものでした。
時間も3時間近くあります。
基本的に作品鑑賞中には時計は見ない事にしているので、随分濃い話しだなぁっと単純に思っていたのですが、そこには尺の長さも関係していたようです。
ただ、長くて退屈だなぁっとは思わなかったので、難解ではあるものの非常に魅力的な作品だとも言えるのでしょう。

作品の世界観はどこか『マトリックス』を彷彿とさせるものでもあるように感じましたので、そういった系統の作品が好きな人にはストライク・ゾーンだと思います。

私は殆ど予備知識を持たずに観たので、かなりの戸惑いもありましたが…。
分かりやすい作品ではないので、オススメとは言えませんが、見応えのある面白い作品ではあります。

「♪中央フリーウェイ」の下で

2009-03-28 23:36:02 | エッセイ、コラム
本日は友人宅の素敵な音楽教室の発表会に招かれたため、自宅を南下して国道20号を西に向かい楽しい時間を過ごしてきました。
何か久し振りに心のこもった温かいおもてなしを受け、善き人々と歌い笑い、美味しいお菓子やお茶、そして食事を頂いてきました。
誘ってくれた友人夫妻に感謝です。


そんな帰り道。
チャリで派手に転倒(爆笑)。
家に帰って服を脱ぐと膝小僧には見事な赤いすり傷が出来ていました。
不思議な事に履いていたカーゴ・パンツはどこも破けていないのです!!
かつて、ユーミンが『流星になったみたい』と感じた中央高速の下で、いい歳をして転け怪我をしている自分が妙に滑稽(こっけい)で可笑しく思われました。
痛みの中、夜道で一人苦笑する事しきり。
しかし、転んだ時の痛い事。
でも『あぁ、俺は生きてる』っと感じた瞬間でもありました。

カナダのクッキー

2009-03-26 01:25:59 | エッセイ、コラム
駅前の輸入食品を扱う店で売っていたカナダ産のクッキーです。
「テイスト・ディライト」というブランド名の「メイプル・リーフ・クリーム・クッキーズ」というものです。
カエデをかたどった形状のクッキーにメイプル・シロップ風味のクリームをサンドしてあるものです。
味自体はなかなか変わっていて好いのですが、ブラジルなどアメリカ大陸のこういうお菓子は殺人的に甘く、一般の日本人がクッキー単独で食べるには2個が限界でしょうか。
苦いコーヒーに合いそうですがまだ試してはいません。

白人の肥満は尋常じゃないものがあり、それは人種的な形質もあるのでしょうけど、こういうものを子供の頃から日常的に食していれば、そりゃ太るわなっと、食文化の違いを実感したクッキーでした。

キズ

2009-03-25 22:52:48 | エッセイ、コラム
洗いものをしようと、腕をまくりあげた時に発見した傷です。
大人になってから自分の才能や能力の限界や不足を痛感する事も多く、生きる事は面倒臭いなっとはよく思いますが、自殺願望は何故か全くないので、「リスカ」の痕(あと)ではありません(笑)。

怪我をした記憶がまるでないので、たぶん寝ている時に何か無性に腕が痒(かゆ)い事があり、無意識に掻(か)きむしった痕なのでしょう。
爪はマメに切ってはいるので、こういう傷が付くことは考え難いのですが、他に思い当たる節はないので、やはり痒い所に爪を立て掻いた痕跡以外に原因はないようです。

しかし、こういう傷が思い掛けない所に付いていると軽くギョッとしてしまいます。

good sleep,peaceful heart!

2009-03-25 01:50:48 | エッセイ、コラム
好い眠りには、安らかな心には、『ハーブ・ティーを』、という訳で淹れてみました。
しみじみと美味。

中身は、自宅の近くの安く良い品を揃えてる洒落た店で手に入れた、エジプト産のカモミールと、メキシコ産のレモン・グラス。
ドライ・タイプのハーブになると産地も多彩になってきて、改めて日本は食品に関しては特に輸入大国である事を実感しますね。

目覚められない夢

2009-03-23 00:20:25 | エッセイ、コラム
昼間、昼食後に寝ていると、夢の中で何度も目覚めるものの、実際には目覚められない夢をみる。

夢の舞台は緩(ゆる)やかな丘の上に建つ大病院のロビー。
そこの椅子でうっかり居眠りをしてしまい、帰ろうと病院の玄関を出るものの、その最中にも眠ってしまい、『いかん、いかん』と眠気を振り払い歩き出すのだが、結局眠気に耐えきれず、道端でも寝てしまい、また目覚めて行動するのだが、結局は寝てしまうという事を繰り返していた。
通りを挟んだ大病院の向かいには警察署があり、夢の中でそこは私が住む街になっていたのだが、警察署の建物も立地場所も実際とは全然違うもの。
病院に至っては全く記憶にない実際には存在しない完全に架空の私の脳が作りだした想像の産物のものであった。
それに私の住む街は平坦な地形なので、夢の中に出てきたような丘なんてそもそも存在しないのだ。

尿意を感じていた訳でもなく、電話が掛かってきた訳でもないのに、何故だか起きなくちゃいけない衝動に夢の中で駆られてしまったのも解せない。
年に数回こういう起きられない夢はみるのだが、なんか目覚めた時にはひどく疲れるし、不思議な気分になる。
これは金縛りの一種なのだろうか…。


写真は暫く前の荒れた天気の時に撮ったもの。
夢の中の気候もこんな感じだったので、その雰囲気だけでも。

映画『フィッシュストーリー』

2009-03-21 15:13:19 | エッセイ、コラム
原作:井坂幸太郎、監督:中村義洋、出演:伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、森山未来、大森南朋、他、の映画『フィッシュストーリー』を観てきました。


ストーリーは、時代を越え、些細な出来事がのちの世界に与えていく影響を描いたものと言ったらよいでしょうか。


一見何の関係もないそれぞれの時代が、ちょっとした事で繋がり、一つの物語に集約されていく事に唸(うな)らされる作品です。
キー・ワードは初めに提示されているもののラスト付近まで、かなり広げた話しをどう繋げるのかが分からなく、原作者や監督の手の上で遊ばされている感覚が非常に心地良いものした。
出来としては原作者・監督が同じの『アヒルと鴨のコインロッカー』の方が上のような気がしましたが、この作品もかなり秀逸です。

個人的には時々顔を出すレコード店が、ほぼそのままの形で劇中の舞台になっている事に「おぉー!」っとなりました!!

斎藤和義プロデュースによる劇中のバンド・逆鱗の「フィッシュストーリー」という曲もかなり格好良いです。
スタイリッシュで面白く爽快でまた温かい作品でした。