根無し草のつれづれ

日々の雑感をひたすら書き綴ったエッセイ・コラム。また引用部分を除き、無断掲載の一切を禁ず。

ひと恋めぐり

2009-05-05 06:43:12 | エッセイ、コラム
久し振りに柴咲コウさんの曲「ひと恋めぐり」を聴いています。
現在は無くなったTBSの昼ドラ・「愛の劇場」の枠で2007年に放送されていたドラマ『砂時計』の主題歌だった曲です。
ドラマ『砂時計』は芦原妃名子さんの原作漫画をドラマ化したものでした。
何気なく観始めたら、それまでの昼ドラのイメージを覆(くつがえ)す非常にクオリティの高い内容に夢中になって観ていたものでした。

その原作漫画を元に、柴咲コウさんが内容を抽出して、ドラマに合うように当て書きしたのが「ひと恋めぐり」です。

この曲の歌詞は以下のような感じで締めくくられています。


♪あなたの香りを抱き
慈(いつく)しみ愛された八月(はづき)の迷い夜
二筋(ふたすじ)道の手前
私は生きる意味をひたすら探した
遠くにあなたが見えた


柴咲コウ「ひと恋めぐり」


なんて真っ直ぐで美しい愛を表現した詞なのでしょう。
最終的に見つけた私の生きる意味は「あなた」だ、なんて。
素晴らしいですねぇ、純愛。


ドラマ『砂時計』はレンタルもされていると思います。
結構長いですが、まだ未見の方は一度ご覧あれ。
哲学として時の流れを捉(とら)えた場合の砂時計、そして人が人を愛する事の美しさ切なさ、をあなたに考えさせ、また思い出させてくれる作品だと思いますよ。