根無し草のつれづれ

日々の雑感をひたすら書き綴ったエッセイ・コラム。また引用部分を除き、無断掲載の一切を禁ず。

水無月・末日のnite-cycler

2009-06-30 23:36:08 | エッセイ、コラム
bleachをしたので髪がパサついて仕方がないので、『こりゃイカン』と、ヘア・クリームを求めて、夜の街を自転車で彷徨(さまよ)いました。
梅雨の夜も雨が降ってなく、自転車を漕ぐくらいの運動量なら、汗もかかず風が非常に気持ち良いものでした。

百均ショップを何件かまわるも、そこにはヘア・クリームは見当たらず、閉店間近の薬局に滑り込み、予算オーバーながらヘア・クリームなるものを人生で初めて買いました。

写真はその彷徨(ほうこう)の途中、みつけた吉祥寺のとある雑貨屋さんの閉店後の店内のライティングの様子です。

あぁ、髪がbleach液臭い…(苦笑)。

hand shredder

2009-06-30 22:28:48 | エッセイ、コラム
「ハンド・シュレッダー」なんてものを購入しました。

いやはや、これが実に精神衛生上好いのです。

梅雨でクサクサした気持ちが、この書類を粉砕するという行為で、昇華されていきます。

「シュレッダー療法」とでも名付けましょうか(笑)!!

お試しあれ。

angel-trumpet

2009-06-30 20:37:05 | エッセイ、コラム
「カラギ島にダチュラを探しに行こう、キクはアネモネに言った。ダチュラって何? アネモネは塔と塔の谷間に車を止めた。キクの目に塔の先端で点滅する赤い灯が映っている。東京を真白にする薬だ、キクはそう答えた。」


村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』:講談社文庫より引用。


写真はチョウセン・アサガオ(ダチュラ、エンジェル・トランペット)の花です。

遥か昔の10代に『コインロッカー・ベイビーズ』を読んだ時はどんなおどろおどろしい花なんだろうか? と想像したものですが、実際はこんなに美しい花でした。

美しさの尺度は人それぞれだと思いますが、そこにはどこか軽く毒気を内包していないと、魅力がないものなのかもしれません…。