桜桃忌

日付変わって昨日6月19日は作家・太宰治の誕生日であり自殺後遺体が発見された『桜桃忌』と呼ばれる日でした。

玉川上水という用水路の太宰が入水自殺を計ったとされる場所には、故郷・青森から運ばれてきたという岩が置かれています。
太宰の入水地がよく分からないという彼の読者の声を受け、分かりやすいように史跡を建立しようとした所、明確な史跡は困るとの遺族の意向があり、折衝案として青森の岩が設置される事になったとか。
もう、15年近く前の話しだったと思います。

夕方に出掛けてみるとその岩には花がたむけてありました。

今年は日曜と重なっていたので、太宰の墓がある禅林寺と共に多くの人出があったのではないかと思われます。
私が訪れた遅い時間帯には人は少なかったですけど。

写真はその岩。

庭と気持ちと

花が咲けば明るくなる庭だけれど、決定的に日照時間が足りないのか、総体的に気温が低いのか、百合はまだ蕾のままで、紫陽花に至っては花も１つしか見当たらない。
花屋で夏の花の苗を買ってきても好いのだけれど、今年は元気に育つ気がしない。
太陽が足りないと、植物に元気がなくて、害虫に喰われ放題になって、精神衛生に悪いんだよねぇ。
それなりにやる事やって、暮らしてはいるけど、なんかこうパァーっと気が晴れて、それが持続する事がない。
瞬間的には嬉しかったり、楽しかったりする事は沢山あるんだけど…。
まぁ、ちょっとずつ、ちょっとずつ、気持ち上げていくしかないか…。

写真は去年の百合と紫陽花。

暫く振りです

安易な伝達方法に甘んじていたため、だいぶブログを放置していましたが、少しずつ再開させていきたいと思っています。
そのサボり期間中にそれなりの記事を書く要領とスピードがかなり落ちてしまっているので、少しずつ回復させていきたいとも思っています。

と、いう事で再び宜しくお願いします。

有須悟史