根無し草のつれづれ

日々の雑感をひたすら書き綴ったエッセイ・コラム。また引用部分を除き、無断掲載の一切を禁ず。

チラッと…

2010-11-11 05:35:43 | エッセイ、コラム
あとで気が向いたらブログに起こそうと思うけど、どうやら昨夜はスゴい現場に居合わせたらしい…。
ついてんのか、ついてないのか分からない生活は続く。

クラフト・ワーク

2010-11-09 21:39:46 | エッセイ、コラム
『ロザリオの祈り』好きが高じて、ついに「ロザリオ」ストラップめいたものを作成するに至りました。
まだ試作品ですけど。
糸はゴム系のものにすべきだったか。
微妙に使いにくい。
クロスもあしらいたい所ですが、ロザリオっぽくないロザリオが好いんだよなぁ…。
安物ですが素材はプラスチックではなく、一応全て宝石の類いです。

映画『鉄男』特別上映会 @ 立川シネマシティ

2010-11-05 02:08:32 | エッセイ、コラム


いやはや言葉にならないってのが正直なトコロ。

脳ミソに確実にエラーを起こさせ、それが不快半歩手前で抑えてあり、快感に近い状態にさせてしまうから始末が悪い。
音と映像のシンクロニシティってここまで出来るんだって思いながら、明らかにこれは音響のシッカリした劇場でないと、トイレに駆け込む人続出は確実。
いったい何の話しだい? ってそれは映画『鉄男~THE BULLET MAN~』の話題に決まっています。

トーク・ショウを挟みながら、『鉄男』の1・2と拝見させて頂きつつ、時代を感じるなぁっと感慨深く観込っているといつの間にか、本題の『鉄男~THE BULLET MAN~』
に突入。

う~む、『鉄』とはいったい何を表しているんだろ? 何のメタファーなんだろ? でも何だか分かんないけどキモチイイ、これ!!

考えると理解しようとすると途端に難解になる作品。
かなり思考速度の順達した人でないと追ていけません。

たぶん、塚本晋也監督の脳内で起きた現象が人間の脳の処理能力を遥かに凌駕してしまってたが故に創らざるを得なかった作品。
実際に間近で拝謁し飴ちゃんまで頂きニヤリとまでサービスまでして頂きましたが、非常にホノボノとした感じのお方でした。
こんな見た目フツーのお方のどこにあんな狂気が潜んでいるのだろう、そんな印象。
鬼才です。

いわゆる『es』ってものが塚本監督の中で発生してしまった模様。

前衛芸術とは得てしてそんな物。

ユー・ストリーム番組の『生シネスク』で用意して頂いていた席はホントに準プレスの関係者席で、イワユルかぶりつきで観させて頂きました。

何だろ? 塚本監督が伝えたかったのは、精神崩壊直前ギリギリの線で踏み留まっている人たちに向けた、ここまでなったらダメだかんな、オマエら!! っというメッセージのような気がしました。

音圧でジーンズの裾がビリビリ震える爆音。
でも配給がアスミック・エースさんであるのも充分納得。
優しいんですどこかが必ず…。

現実と虚構が激しいスピードで行き交う狂った作品ですが、過度のストレスや予期しない犯罪に巻き込まれ、また自分もミイラ取りがミイラになり、凶悪犯罪に手を染めてしまうまで追い詰められてしまう寸前の人の心理たぶんこんな状態。
それは論理無視のフラッシュにバイオレンス・エロティックなシーンを多用する事で表現されていました。
危機を疑似体験する事で、精神のバランスを取るローラー・コースターのような作品。

非常にオススメで、チェックしておくべき作品!!