根無し草のつれづれ

日々の雑感をひたすら書き綴ったエッセイ・コラム。また引用部分を除き、無断掲載の一切を禁ず。

雑貨屋さんは愉(たの)し!

2009-11-30 19:55:56 | エッセイ、コラム
フラリと入った雑貨屋さんでみつけた物です。
一般的には何て呼ばれているんでしょう?
キャンディ・ケース?
大体は女性向けの商品でしたが、置いてある物にこだわりとセンスを感じさせられるグッズが多く、また私が興味のおもむくまま、色々と物色し長居しために、何か買わずには出てこれない状況になり(苦笑)、ちょうどこういったケースを探していたせいもあって購入してきた物です。
見た目とは全く別で、非常に身体が弱く、しょっちゅう薬を飲まなくちゃいけない私はピル・ケースとして使おうっと思っていますけど…。

弛緩の日曜日

2009-11-29 11:29:20 | エッセイ、コラム
さて、日曜日の朝、作用のあとの反作用で身心共に弛緩の日。

昨日はTOEIC対策の授業の日。
先週まではLISTENING-SECTION対策の授業で、それなりに間違いも少なく、私には大した労力も必要なかった。

しかし、昨日から授業がREADING-SECTION対策に入る。
全てが英語で進行される授業を受けなければならない語学学校での授業は、真面目にそれを理解し消化しようとすると、私にはまだかなりの緊張を強いられ集中力を要求される。
そして、その授業を受けている中で、現在の私には英文法の知識が著しく欠如しているという非常に残念な事実が昨日の授業で発覚してしまった。
どうやら、高校・大学で学習した英文法の知識をキレイさっぱり忘れてしまっているらしい。
更に、その事は一般的に文法に強いとされる日本人が軽々とポイントを稼げる部分で全く点数を得られない事をも意味する。
なかなか厳しい現実。
弱点の克服にはもう時間がない。
もういっその事、捨ててしまうか、文法問題…。

READING-SECTIONではひょっとしたらPART-7に力を入れた方が現実的で私には効率が良いかもしれない。

これから試験の日までは取捨選択ののち、緩やかな予定を立て、得意分野を中心に、余裕があれば、不得意分野もやるっという方法に切り替える事にしよう。

秋の予定は諸事情で完全に崩れた。
さぁ、急場しのぎの計画を立てなきゃ。

写真はツタの紅葉。
紅葉(黄葉)はあらゆる所にある。

思い出の品が…

2009-11-29 00:45:41 | エッセイ、コラム
試験の期日が迫ってきた事もあり、週末の語学学校のクラスにも凛とした空気が張り詰めるようになってきた。
私自体は、今回の授業で成果が出ている手応えが殆どないので、いつも通りボンヤリしているのだが、そういうクラスの雰囲気は伝染するもので、先週はその緊張した雰囲気にあてられた事が原因と思われるドライ・アイで、学校の帰り道に野外でコンタクト・レンズがとんでしまい、片方なくなってしまった。
野外、しかも陽が沈んでいたのでコンタクト・レンズの捜索は早々に諦めた。
こちらは何故だか、特に凹む事はなし。

そして、今日は学校にて、1993年のアイルランド旅行の思い出の品で、大事にしてきた「クラーダー・リング」をなくしてしまう。
トイレで手を洗った時、ウィルス感染予防から、かなり長時間石けんで手を洗ったのがいけなかった。
最近多少痩せたせいもあって、指が少し細くなっていたのもあるのだろう。
以前なくしたクラーダー・リングは日本で買ったもので、仕方ないと割りと簡単に諦めがついたのだが、今回のものは、例え同じ型のものを買ったとしても、そこに何にも想い入れが内包されていないため、換えがきかないものなのだ。

今日、授業が行われる教室に早めに入った時、清掃員と遭遇し、清掃が終わってキレイになってる筈の机に座ったら、先週私が残していったと思われる消しゴムのカスがそのまま残っていた。
これは、清掃員がきめ細かい掃除をしていない事を意味する。
つまり、私が学校のトイレ周りでなくした指輪も出てくる可能性はゼロに等しい。

非常に惜しい品だが諦めるしかない。
人は自らの過去を美化しがちで、私もまたそうである事は否めない。
これは、過去をスッパリと捨て、未来に向かって進め!! っという暗示なのだろう。
もう、そんな風に解釈するしか諦めがつかない。

ドクロの指輪もそれ単独では毒が強過ぎてつけにくい。
ドクロの指輪はこれはこれでちゃんとした意味のもとでつけていたものだが、「友愛」を意味し優しいデザインのクラーダー・リングとワン・セットで見た目の毒々しさが中和されていたものだから。

全くついてない時はついてないものだ…。

回復力・臨機応変

2009-11-28 03:48:23 | エッセイ、コラム
「健康の証明は、スピードではなく回復力です」


-ジェフリー・アーチャー:著 『ロシア皇帝の密約』 永井淳:訳 より引用-


咽頭炎に忙殺された1週間だった。
色んな人からアドバイスを貰い、医師から処方された薬を飲み、ひたすら無為徒食に休息の日々。
こんなどうしようもない穀潰しで根無し草の私でもまだ心配してくれる人がいる事が少し意外だった。
この手の事で叱られたり、諭されたのもかなり久し振りの事。
自室にいながらもマスクをして、寝る時まではめたのは初めて。
食生活も今一度見直した。

で、8割くらいは回復。

心配して頂いた方々ありがとうございます!

冒頭に引用した言葉は病気になった時や身体を激しく動かした時によく思い出すもの。
確かに瞬発力よりも回復力の方が重要な事は確か。
病気の場合、このスピードは何という言葉に置き換えたらいいのだろうか…?
とにかく、『病気には誰でもなる可能性は高いが、罹患し発病してから治癒に向かうまでに掛かる時間が、現在健康であるか否かの文字通りバロメーターである』って事が言いたかっただけの話し。

この『ロシア皇帝の密約』という小説は私の大好きなものの1つで、この小説の主人公“アダム・スコット”のクレバーかつタフガイっぷりがもの凄く格好良くて、こんな男になれたらなぁ…なんて思いながら、もう20年以上前になるのだが、幾度となく読んだ本。

で、まぁ病気がほぼ治ったのは良いのだが、宿題を全くやってない。
先生は出した宿題に関しては生徒に答えさせるからやっておかないとマズい。
しばらく前、仮眠というには長過ぎる眠りから目が覚めたのだが、また今から宿題を片付け始めると、病気がぶり返す恐れも大。

気管支炎や咽頭炎って英語で何て言うんだろう?
宿題が出来なかった理由を答えるのにも、また辞書をひかなきゃならない(苦笑)。
単純に「風邪ひいて出来ませんでした」にしとくか。
こんな駄文を書いてる暇があったら、さっさと宿題やれって話しなんだが、それはそれ、ちっとも自慢にならないのだが、私はとっても腰が重いのだ。


しかし、この時期の関東の陽暮れは早過ぎて気が滅入る。
これからまだ更に早くなるんだよなぁ…。

まぁ仕方がない。
ケース・バイ・ケースだが、時には諦める事も必要。
1つの事に固執していたらなかなか前には進めない。
人生は仕方がない事だらけでもあるのだから!!

黄葉

2009-11-27 00:10:48 | エッセイ、コラム
さて、体調を元に戻すためのうたた寝から2時間程前に目覚めた。
日々ちょっとずつ、回復の兆しはみえるものの、機械のスイッチをONからOFFに切り替えるみたいに、直ぐには治らないのが人間の身体である。

先週は外せない用事が立て込んでいて、今週は体調不良から、またしても学校の宿題に全く手をつけない状態で金曜日を迎えてしまった。
しかもまたどっさり宿題が出てるから参ってしまう。

熱と風邪薬で、やる事なす事が全て夢うつつで中途半端。
元々悪い視覚だけでなく、全部の感覚器が半分麻痺しているような状態。
判断力や思考速度が非常に鈍い。
医師による処方薬が効いてきたみたいで、病気による熱や頭痛、倦怠感は多少緩和されたが、喉はまだ治らない。


こうして携帯で文章は書けるものの、机に長時間座っての作業はまだ無理。
う~ん、虚弱体質の困った身体だ。

今年の11月は寒かった。
無いお金をやりくりして、買った秋物の服がそう役に立たなかったのはもったいなかった。
まぁ天候に文句を言っても仕方がない事なので諦めるか…。

そうこうしてる内に12月目前。
試験まで2週間しかないのに対策が全然出来ていない。
秋口に本来予定していた勉強計画に、急に違う予定が入り込んできて、ペースを完全に乱されてしまった。
もうこれからは自分の都合を最優先に動いていく事に決めた。
非情になってしまおう。
出来ない事や、気の進まない事はキッパリと断ろう。
都会では都会での生き方がある。
芯はブレずに、でもその場所に見合った生き方をしなければ自分が駄目になっていく。

「情」や「優しさ」は単なる「煩悩」かもしれない。

寒さに呼応するように銀杏の樹が黄葉していた。
来週は外苑の銀杏並樹をみて、黄金色に包まれ、色んな厄を落として、ペースを元に戻し、来月12日の試験に備えよう。
そうしよう。

今度は自分の番だ!

色んな意味で絶対負けない!

陣崎草子さんの個展

2009-11-26 07:06:43 | エッセイ、コラム
昨日の午後、さすがに栄養バランスを非常に欠く食事は駄目だっと思い直し、また一時的に身体が軽くなった事もあって、食料の買い出しに行ってきました。

買い物を済ませ、家路についていると前から気になっていた画廊が開いていて個展が開催されていました。

引き寄せられるようにフラフラと中に入って、元々美術品の鑑賞は好きなもので、買いもしないのにジックリと作品を観察。

画集では絶対伝わらない細かい制作者さんの作業のあとが観られて非常に興味深かったです。

またタイトルと値段を諸事情から外したそうで、制作者さんの伝えたい事を観る側が作品自体から汲み取らなくてはならなく、その作業自体もとても楽し。
カラフルで非常に優しく、でもちょっとだけ毒を含んだようなタッチの作品群でした。

会場に置いてあったファイルを見ると、会場自体は小じんまりとしていて洒落た画廊ではあるものの、なんでこんなスゴい経歴を持つ方が吉祥寺の住宅街にある画廊で個展をやっているのかが不思議になるくらいの方でした。

一通り作品を観終わったあと、制作者さんから話しかけられて、少しお話しをさせて頂く機会にも恵まれました。
私が、このアーティストさんはどんな手法で絵を描き、どんなテーマがそこにはあるのだろうっと読み解こうとして、かなり熱心に鑑賞していたのが、制作者の陣崎さんにとってはとても嬉しかったらしく、軽く制作方法や画材などもご本人自ら説明して頂きました。

シャガールや東欧作家の作品が好きな方には完全にストライク・ゾーンです。

そして、この手の一芸に秀でた方は大体そうなのですが、内側から滲み出る美しさも有していました。

あえて私が訪れた画廊の名前や場所、彼女のサイトのアドレスは記しません。
「陣崎草子」でネット検索を掛けてみて下さい。
一番初めにヒットする筈です。
ただサイトでは彼女の絵の迫力や素晴らしさは伝えきれてないとは思いますけど。
火曜休みで12月07日まで開催されているようですよ。

ヒメツルソバ

2009-11-26 00:08:20 | エッセイ、コラム
ポリゴナムとも呼ばれる園芸植物です。家の塀のコンクリートとアスファルトの間などで増殖し、グラウンド・カバーとしても重宝される植物です。
近い親戚かは分からないですが和名が示す通り、ソバの仲間ではあるみたいです。

内科クリニックへ

2009-11-25 04:42:25 | エッセイ、コラム
咽頭炎で絶不調です。
熱とドクターからの処方薬で、夢うつつの状態。

私の場合、文章を綴る事にはそう労力を使わないので、こうしてブログ更新していますが、決して元気って訳でもないので、勘違いなさらぬようお願いします。
また、『病気だ。辛い。心細い』などと書く事で、他人からの同情を求めている訳でもないのでその点も誤解のないようお願いします。
まぁそれがさして深い意味のない「お大事に」であっても、それはそれで非常に嬉しいですけどね。
文章も一時的に目覚めたのでベッドに横になりながら、携帯で書いてます。
思うように動けない欲求不満の解消です。

さて、昨日の午前中に内科クリニックに行って来ました。
大体、午前中は混んでいるので、あらかじめ電話を入れて混み具合を確かめたら、案の定10人待ちとの返事が返ってきて、なら夕方に近い時間帯なら空いてる可能性が高いか? っと更に問うと、『インフルエンザの予防接種が始まった影響で、現在は何とも言えない。いつもと状況が違うので』との答えでした。
実際、辛い状態でしたので、待ち時間が変わらないなら、早いにこした事はないか!! っと待ち時間の長さを覚悟で、行き着けの病院に向かいました。
クリニックのドアを開けた瞬間に気持ちが萎えるくらいの人の多さ。
年配者率がいつもに増して多く、タンスから慌てて出してきたらしい防寒着から、防虫剤の匂いが漂っていました。

いつもはにこやかな、受付の医療事務の女性陣の目にも余裕がなくなり、多忙さで殺気だった表情。
受付で渡された体温計で熱を計ると37,1度。
私は低体温症で、1度くらい平熱が低いので単純計算で実際には38,1度という事になります。
そこそこの高熱。
そりゃ辛い筈です。

インフルエンザの予防接種の開始、と電話で聴きましたが、待合室の貼り紙をみると、それは新型のものではなく、季節性のものでした。
そういうものは、コミュニティー・センターなどの場所を使ってやってくれって感じです。
全く、厚労省が決めた事なのか、各自治体の判断なのかは分かりませんが、迷惑極まりない。
各医療機関にワクチン接種を任せたために普通の診療に訪れる私みたいな人間が待合室で辛く長い時間を過ごさなければならなくなってしまう…。
随分前に新型インフルエンザのパンデミックは宣言されましたが、何か「インフルエンザ祭り」と化しています。
しかも、季節性インフルエンザなら、新型とは関係ないですし、かかる時はかかりますし、かからない時はかからないのです。
毎シーズンの事です。
確かに運が悪ければ生命の危機にさらされる病気ですが、季節性なら殊更騒ぐ事でもないのに…。

途中何故だか、診察室ではなく、別の処置室に呼ばれ、熱が高いので、インフルエンザの疑いがあるから、検査しませんか? っと尋ねられましたが、インフルエンザに特徴的な症状が全く出てない事を説明して、簡易検査はパスしました。
色々な方法があるようですが、あれは結構、痛さや不快さを伴うから嫌だったのです。
暇潰しに買いたて自慢のiPhoneと文庫本を持っていきましたが、具合の悪さからどちらの出番もなし。
いつもに増してボ~っとした頭で、なんとなく人間観察をしながら過ごしました。

特に気になったのが、老齢のシスターさん。
故郷の長崎ではよく見掛けた存在でしたが、東京のこういう医療機関の待合室などのような普通の場所では初めて遭遇しました。
おそらく、聖書かキリスト教関連の書物と思われる持参の豆本に熱心に目を通されていました。
少しお話ししたかったのですが、きっかけや機会に恵まれず断念。
その後は同じく予防接種を受けに来たであろう携帯ゲーム機に夢中の、小学生を観察したり、年配の方々の会話に耳をすませてみたり…。
そうこうしている内に2時間待ちでやっと私が診察室に呼ばれました。
今日はあまり患者とのコミュニケーションを好まない先生の当番の日でしたし、患者が溢れ返る状態だったので、軽い診察に薬選択の相談と、いつもに増して事務的な診察。
喉は腫れていますが、胸に異音はないとの事でした。
2時間待って5~10分の診察時間(苦笑)。

薬の処方箋を貰い処方箋薬局に行って、欲しかった薬類をやっと手に入れました。
殺伐として戦場と化している内科クリニックを離れ、いつも優しい笑顔で迎えてくれる行き着けの処方箋薬局の薬剤師さんたちのにこやかな表情が救いでした。

なんだか無駄に疲れきって、紅葉した樹々をみるとはなしにみながら、昼過ぎに帰宅。

寝たり起きたりの状態で少しだけ症状が緩和した午前0時前、足りない栄養素の補充にスポーツ・ドリンクを買おうとコンビニに出掛けようとしたら雨。
早々に外出を諦め、台所の棚を物色して発見したのが、秋口に買って使い残していたスポーツ・ドリンクの素。
写真はその成分表です。
スポーツ・ドリンクだけにビタミンにミネラルは豊富に含まれています。

台所で洗いものをするのも億劫で、シンクに使った食器が溜まっていきます。

試験も近いですし、早く健康体を取り戻したいものです。

サバイバル食

2009-11-24 07:15:09 | エッセイ、コラム
冷蔵庫の食材のストックが無くなり、風邪のダルさから、最近はこんなものを食べてます。
マヨネーズ醤油ご飯(笑)。
これにおろし生姜(ショウガ)とおろし山葵(ワサビ)、そしてブラック・ペッパーをたっぷりと。
米で糖質、マヨネーズで脂質・蛋白質は取れてる筈です。
バランスはともかく3大栄養素はクリア。
さてビタミンとミネラルの摂取が問題。

決してオススメしません!
よい子は決して真似をしないよう!!
あくまでも非常食です。