『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

延命寺の石垣

2020年02月25日 | 「大野地区」ぶらり

 



昨日紹介した延命寺の石垣をよくみると比較的大きさの揃ったような石が積まれているのがわかるのである。
明治30年(1897)に山陽鉄道が開通した頃、宮島駅前には3000余基の宮島島民の墓があったようで、ここの墓地を御室山に移した際に無縁墓を石積みにしたものとみられるのである。墓碑を使用した転用石は城の石垣などにみられるが、このように大量に使用された石積みはみたことがないのである。

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