『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

極楽寺の梵鐘

2012年11月07日 | 「廿日市地区」ぶらり


極楽寺本堂東側のコンクリート覆屋の中にある梵鐘で、江戸期の延宝6年(1678)に廿日市の鋳物師山田貞栄が鋳造したものである。
当極楽寺には廿日市鋳物師の鋳造作品が多くみられる。鰐口(久信)、この梵鐘の前梵鐘(久信)、宝珠露盤(?)、宝珠(山田貞能)、叶茶釜(?)、茶釜(山田氏)などがみられる。久信は他史料から類推すると山田氏とみられ、?部分もおそらく山田氏の鋳造と思われるのである。

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