へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「白銀ジャック」 東野圭吾

2010-12-28 | 本と雑誌
実業之日本社 412ページ 648円+税

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東野圭吾さん 28冊目。 前作から1ヶ月以上開いてしまいました。

リゾートホテルが経営するスキー場に「ゲレンデのどこかに爆発物がしかけられた。爆破を避けるならば、スキー場の身代金 3000万円を支払え」という脅迫状が届いた。経営の芳しくないスキー場としては、警察に通報してスキー場閉鎖、スキー客の減少を避けねばならない。このために犯人の指示通り身代金を用意する。
爆発物が仕掛けられたスキー場で、スキー場の社長、経営幹部や現場のマネジャー、パトローラー、そしてクロス大会へ出場するスノーボーダーや一般客 それぞれの人間模様が展開されていく。

スキー場とそこのスキー客を人質にした身代金の争奪、犯人とパトローラーとのレースなど、サスペンスに富む作品です。最初の20ページから事件が始まり、読者を引き込んでいくところは、東野圭吾さんならではの展開です。
しかし、登場人物が多すぎるきらいがあって、例えば上品な老夫婦が描き切れているとは言えません。加えて、スキーやスノーボードの専門用語が多数登場。このスポーツが好きな人にはたまらなく面白いのかも知れませんが、門外漢の私にはここは読み飛ばす形になってしまいました。

東野圭吾さんの中では、平均点を下回る作品でした。


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