2014年 米国作品。
1972年 アイスランド レイキャビクでチェスの世界王者決定戦が開催。タイトルを長きにわたって保持するソ連のチャンピオン スパスキー。これに対するは米国の若き天才 フィッシャー(トビー・マグワイア)。フィッシャーは15歳の時にグランドマスターとなった天才であったが彼の行動は常軌を逸しておりこれが悪化しつつあった。米ソの冷戦時代、この二人の大戦は二大国の代理戦争の様相を呈していた。一戦目フィッシャーは完敗する。そして二戦目、フィッシャーは会場に現われず不戦敗。
当時絶対的な王者として君臨したソ連のスパスキーに挑んだ米国の若きチェスプレイヤー フィッシャーの実話。持って生まれた才能、子供の頃の家庭環境そしてチェスで頭脳を酷使したことからか、彼の心が壊れていく。フィッシャーが崩れていきながらも、チャンピオンを倒すというストーリー。
コンピューターソフトが人間に勝つという時代になりました。現在にフィッシャーがいたら、チェスはやっていないでしょうね。
スパイダーマンの主役でブレイクしたトビー・マグワイアの主演。エンディングロールで名前を観るまでは気付きませんでした。良い中年になって、難しい役をこなすようになりました。
天才チェスプレイヤーの勝負。そして彼の心が壊れていく過程を描いた映画です。感動感心は無く、「そうでしたか」というように共感無く観終わった映画でした。
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