![Photo Photo](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/92/116177d3cc1f4647ec6621a5ce28d46a.jpg)
2010年録音
ムソルグスキーのピアノ組曲 展覧会の絵。ラヴェル編曲のオーケストラ曲が有名ですが、これはオリジナルのピアノ版です。
2009年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの優勝以来、注目を浴び、次々とCDを出している 辻井伸行さん。私としては「これと言った演奏が出てこないなぁ」という状態であったので、この色彩豊かな名曲でどんな演奏をするのか、興味を持って聴きました。
聴いた感想は(感動がなかった)
「音が少なく『こんなにすかすかの曲だったかなぁ』と考えたところあった。この曲に必要な色彩感が薄い。感動、感心する場面無し。」
悪いところばかり目立ちました。
私の愛聴するホロヴィッツの神業が連続する新・旧盤や、造形がしっかりしたベルマン盤という巨匠の演奏と比較するのが無理があるのかもしれません。しかし、お金を取るCDを世に出した以上は、これらの巨匠達と同じ土俵に上がったのであるから、情け容赦ない評価も受けなくてはなりません。
現時点の辻井伸行さんは精神性はもとより、技術力もまだまだ不足。かといって、巨匠連中にはないフレッシュな新たな解釈の演奏というものも見あたらない。
今後の研鑽にて良き演奏を出すことを期待します。
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