へんたいみやけさんの本と映画とCDとキャバクラ

へんたい みやけ さんの仮想世界? 理想郷

「娚の一生」 DVD 榮倉奈々、豊川悦司

2015-08-27 | 映画


2015年作品。

西炯子原作漫画の実写映画化。
堂園つぐみ(榮倉奈々)は東京での不倫の恋に疲れ、会社を辞めて田舎の祖母の家ですらし始める。その祖母が亡くなり、葬儀の後に祖母から鍵を預かっていたという大学教授 海江田醇(豊川悦司)が現れ、離れに住み込む。最初は親子ほど年が離れており、勝手で強引な海江田に反感を覚えたつぐみであったが、次第に心を開き惹かれて行く。



祖母と関係があったかもしれない30歳ほど年上の男との同居。なぜ同居するのかの理由もはっきりわからないが、立ち去らないのでそのまま奇妙な共同生活が始まる。男はつぐみに惚れたとか言い出す。考えにくいどころか、真面目にあり得ないと言いきれるシチュエーション。そこから、ちょっとした事件があったりしてつぐみも男に惹かれてくる。うーん、やはりあり得ません。



祖母の男に惹かれてしまうつぐみの葛藤もわかります。つぐみの描写は念入りですが、海江田のほうは全くの手抜き。なぜ、こういうことができるのか、その時海江田は何を考えているのか とか全く描かれていないので、バランスが偏りすぎています。これは原作に忠実なのでしょうが、合点はいきません。

榮倉奈々はあいかわらず、スタイル良し、笑顔かわいい。恋に破れて暗い顔しているのが、少しずつ笑顔を思い出していくという変化が美しいです。
相手役の豊川悦司は薄汚れた感じの50代男。画面からも加齢臭が充満しそうな感覚が伝わってきます。この匂いを感じさせる役作りは上手いです。



ちょっと理解できないシナリオの映画でした。

娚の一生 DVD通常版
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ゲッタウェイ スーパースネ... | トップ | 「フィフティ・シェイズ・オ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事