2013年作品。
連続爆破事件犯 緑川紀子のアジトで逮捕した鈴木一郎(生田斗真)の精神鑑定を精神科医 鷲谷真梨子(松雪泰子)が担当することになる。鈴木一郎は感情を持たず、寸分の違いなく時計通り正確な行動をし、並外れた知能を体力を持っていた。鷲谷真梨子は鈴木一郎の
過去を探り、彼を育てた祖父により殺人ロボットとして作られたことを知る。数年前から鈴木一郎は神として悪を殺すことを始めており、今回は緑川紀子を殺そうとしていたのっだった。
突拍子もないストーリー、これによるバイオレンス・サスペンス映画となっています。話の起点は「あり得ない」設定ですが、そこから先はミステリー、そしてアクションが小気味良く展開していくので、違和感は無しです。
生田斗真は感情を持たないロボットのような人間の役。これは演技が簡単。故にアラもなくすんなりと受け入れることができました。
一方で松雪泰子は難しい役。精神科医でありながら、過去のトラウマと自分の母親の状況を抱えて、人間的な弱みや悩みを常に表現しなければならない役割。これが少し無理ありました。この役の演技で本作の出来映えが決まると言っても良いところです。松雪泰子はそれなりにこなしていますが、もう一歩というところが何カ所かあって、ここが惜しいところでした。
日本のバイオレンス・サスペンスとしてはトップクラスの出来映えの映画です。お薦め。
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