小学館ビッグコミックス 196ページ 552円+税
空母 いぶき艦長 秋津が尖閣諸島へ基地建設中の中国軍への砲撃作戦を発案。24時間前の事前通告の後の砲撃が決定される。通告をもって中国軍が撤退するか否か。これに先立ち捕虜となっていた多良間、与那国両島の150名の自衛官を無傷で救出。
尖閣諸島に基地が建設されるまでにこれを破壊する。この手段として、自衛艦からの砲撃が採択される。敵兵の死傷を避けるため、24時間前に通告するが中国軍の動きは。。。
この24時間に狙撃兵を中心とした作戦で捕虜150名を救出。また潜水艦の闘いが開始される。
スリルあります。今回は狙撃シーンが印象深いです。スティーヴン・ハンターのボブ・リー・スワガー シリーズやその映画「極大射程」、トーマス・ベケットを主人公とした映画「山猫は眠らない」シリーズ、そして単発映画「スターリングラード」。こういった狙撃もの映画、小説が好きな私にはこの章が一番好きです。スコープ越しに見える敵兵の顔、これに対する狙撃手の反応。狙撃手の隣には観測手(スポッター)も描いており、リアリティがあります。訓練や競技では最高レベルの腕前を持つ自衛隊が、初の実戦で100%成功という結果になっていますが、作品としてはこれが正解です。
尖閣諸島で中国と戦闘していると、北朝鮮からミサイル攻撃が というのが現実。コミックよりも現実のほうが奇異なことが起こっています。さて、次の巻はどうなるのか、北朝鮮はどうやってくるのか 興味が深まります。
空母いぶき(7) (ビッグコミックス) | |
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