2013年カナダ作品。
明日16歳の誕生日を迎えるリサ(アビゲイル・ブレスリン)は毎日が前日の繰り返しであることに気付く。母が作る朝食から夕食まで同じメニュー、無くなってしまう洗濯物、ガレージでクルマの修理を続ける父親、毎晩の同じTVドラマ。霧に包まれている家からは出て行くことができない。両親や弟はこれに全く気付いていない。リサは床下から失踪した少女達の新聞切り抜きと地下室の鍵を見つける。
難解なホラー映画です。
家に閉じ込められ毎日が繰り返しになる家族。その謎を解こうとリサが動くと、邪悪な男が登場。そして過去に殺されたと思われる少女も現われ、リサはこの少女に乗り移ってしまう。
現在と過去、現世と死者の世界、自分と他人の体。これが行ったり来たり、入り交じって、謎が深まり、かつ謎が解かれていきます。よくもまあ、こんな込み入ったストーリーを考えて映像化したなっぁと感心する難しい話です。一方でホラー映画でありますが、怖いとは思わない。
単純に怖い映画を観たいと思ったお方には全く合わない作品です。実は私もこのくちです。
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