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ハートプラス・プロジェクト

「苦しんでいる人を助けたい」そんな気持ち=ハートがあれば、いろんな知識やスキルをプラスしませんか?

5%になれますか?95%の方になりますか?

2020-09-03 19:59:45 | 雑記
九月一日は、防災の日・・・関東大震災のあった日ですね。

と言うことで?その直前の日曜日に県内各地で「防災訓練」が行われました。
・・・が、新型コロナや暑さの影響で、規模は小さめのところが多かったようです。

まぁ、実際にはそんな都合と関係なく天災はやって来るわけなんですがね。


もうずいぶんと前になりますが、神戸市消防局の方が、テレビで
「もし、また阪神淡路大震災級の地震がきた際は、消防は消火に専念する。
 人命救助は市民の皆様にお願いする」
と言っていました。

あの震災では、火災による延焼で亡くなった方も相当数おり、
また消火に向かった消防車が途中で市民による要請で
人命救助に当たったりしたこともあり、
国の方針としては、今後の大震災の際は、
「消火に向かった消防車は消火優先とする」となったそうです。

これに対し、神戸市消防局は、「消火に向かった」ではなく、
全員「消火に専念する」との方針にしたということです。


昨年、機会があって地元の消防局の方に話を伺ったところ、
県内の消防は、南海トラフの地震の際も「消火」「救急」両体制をとるようです。

そして、あくまで推測とのことでしたが・・・

神戸市消防局が、そここまで極端な方針としたことは、
あの阪神淡路大震災の際、消防に来た救急要請のうち、対応できたのが
5%しかなかったとのことで、それならば消防は消防にしかできないことに
専念しよう、ということになったのではないか?

とのこと。

発災直後は停電もあり電話が不通になったところもあるでしょう
(黒電話は停電でも通話可)。当時の携帯電話の人口普及率は10%弱。
救急要請したくても出来なかった人もいたかもしれません
(いや、きっといたでしょう)。
そうなると、対応できたのは、5%以下だったということになります。


大地震が発生したとき、あなたは幸運にも5%になれるでしょうか?
95%の方になったら、何ができるでしょうか?


そんなことも考える機会にしてほしいものですね。


水難事故多発中・・・?

2020-08-17 20:10:10 | 雑記
各地で水の事故が相次いでいます。

今年は、新型コロナウィルスの感染拡大防止から「海水浴場」として
海を解放していない地域もあり=通常の監視体制ではない、
水の事故が懸念されていました。

海水浴場が開設されていないから「川へ」というわけでもないのでしょうが、
川での事故も多数発生しています。
そもそも川では「川下り」「ラフティング」などの商業アクティビティでもなければ
「救助体制」は期待できないので、従来と変わらないわけではありますが・・・


ところで、水の事故って本当に増えてるのでしょうか?

実は、「昭和の頃」の方が断然多いです。
ここ10年くらいは「横ばい」と言ってもいいくらいです。


(警察庁の資料より)

メディアに取り上げられるケースが多かったり、
ショッキングな詳細を放送されたりするので、「最近、多いなぁ」と感じるのでは、
と思われます。
(今年が増えるか?はまだわかりませんが)


ただし、事故は少ない方が、できれば無い方がいいわけで、
「事故防止」に努めていただきたいとおもいます。


海や河川などの自然環境下では「変化のあるところ」は要注意です。

海水浴場は、底が砂で、水深も沖にいくに従い深くなる、という感じで変化は
それほど大きくありませんが、岩場や磯、河川は、変化に富む環境です。
特に河川は水深、流れ、障害物などなど目に見えないところも含め、危険が多く潜んでいます。

海や川に入るときは、ぜひ「先の先の先」くらいを読む習慣を身につけてもらいたいものです。

「こうなっていたら、こうしよう」とか
「そこまで行ったら、どうやって戻るか?」とか
「あそこでもし流されたら、どうするか?」など


あと、川で遊ぶという経験が少ない人が増えたことも事故を誘発している面もあるか、と。

「アウトドア」という格好の良い響きに魅かれるのはわかりますが、
危機管理も含めて「スキル」です。
スキルの蓄積と研鑽は、けっこう地味です。
「にわか」のうちは経験豊富な人と一緒に過ごしましょう
・・・その経験豊富な人が周りにいなかったりするんですけどね


熱中症アラートって?

2020-08-14 19:14:13 | 雑記
何なんですかね?横文字にすりゃ危機感が沸くのかしら??

で、熱中症

「水分を摂りましょう」と言うのが定番ですが、まぁこれに尽きると言ってもいい面もあります。


「どうして熱中症になるのか?」とか
「熱中症って何がどうなってるの?」とか

そのようなことは深く考えなくていいです。
とにかく予防です。
ダメだったら、病院に行くしかないです。


そんな熱中症

それは、クルマで言えば「オーバーヒート」です。

クルマのエンジンは熱を発します。
水冷エンジンは、水でもってエンジンから発する熱を奪います。
熱を奪ったところで、エンジンは熱くなっていきます。
そして「許容」を超えると「オーバーヒート」となるわけです。

普通に走っている分にはオーバーヒートにはなりません。
では、普通に走っていてオーバーヒートになるとしたら?

・冷却水が減っている(漏れたとか)
・冷却水が循環していない、循環が悪い
 (ポンプの故障、配管の詰まりなど)
・ラジエーターに風が当たっていない
 (何かが覆っている)


では、人はどうやって体の熱を外部に出しているのでしょう?

血液が皮膚表面の毛細血管で熱を出している・・・そう考えちゃいましょう!
ええ、血液が「冷却水」と同じ、と考えればいいです。

・体の水分が減る=冷却水が減る
・体の水分が減る=血液がドロドロになる=循環が悪い
・体の表面を汗が覆っている=熱(水蒸気)を発することができない!

と言うことです。
熱は皮膚から水蒸気として出ます。
湿度が高いと、汗になってしまいます。

よく外国は湿度が低いから暑さを感じないとか言いませんか?
それ、水蒸気として、どんどん熱を出していけるから。

速乾性の服を着なさいと言われませんか?
それも同じ理由。


ということで、「水分を摂りましょう」
そして「塩分」も一緒に!
さらに、体の汗はこまめに拭く、とか服を濡れたままの状態にしない
これらが大事です。

さて、ここから「熱中症になったかも」です。
水分の摂取はもちろんですが、体を冷やしてあげたいです。
このときの「冷やし方」ですが

・太い血管(動脈)は、冷たい水(氷のう可)
・細い血管(毛細血管)は常温の水

で冷やして下さい。

クルマのエンジンは「無機物」ですが、人は「有機物」です。
血管は温度で伸び縮みします。

毛細血管を冷たい水で冷やすと、収縮してしまって「循環が悪くなります」
ということで毛細血管は常温の水でOKです。


最近の研究では、人には体温を調整するためのAVAという血管があるそうで、
「手のひら」「足のヒラ」「ほお」にあるといわれていて、体温が上がると、
ここから熱を逃がすそうです。
毛細血管のように細い血管なので、冷たすぎない水を入れたペットボトルなどを
「握らせる」となかなか効率よく冷やせるのだとか。

去年の中東(カタール)での世界陸上で日本の競歩の選手が手に保冷剤を握っていましたね。
運動中で熱を発していて、心拍数が高いようなときは冷たいものでも良さそうですが、
そうでないときは「常温」で十分だそう。


さて、体の水分ですが、冬でも寝ている間にコップ一杯分は失われるとか聞いたことありませんか?
冬なんて、汗かかないし・・・と思ってません?

冷えたガラスに息を吹きかけると「曇り」ます。
水蒸気が冷えて結露したからです。
つまり吐いた息に水蒸気があるのです。

人は息をするだけでも水分を失うのです。

なので、一年中「熱中症」には注意が必要ですよ。


女性5人、意識不明の男性救う

2020-06-22 20:04:37 | 雑記
いい話ですね。

通りがかった女性5人、見事な連携 意識不明の男性救う(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

現在、新型コロナウィルスの影響で、実技を含む講習ができていません。
近年は、自動車教習所でもAED講習は必須になっているので、AEDを扱える人が増えてくるのでしょう。

・・・集団免疫は7割の人が感染すると・・・という話からすると、
それくらいの人がAED扱える!となれば、普通に人が救える世の中になるのでしょか?
そうなると、講習の必要性もグンと下がるのでしょうかね?

いつか、親から子へ、という感じで伝われば指導員要らなくなるのかな?(笑)

コロナが収束したら、講習受けるぞ!と思っている方、
お待ちしてます!


あなたにしか救えない大切な命~君の瞳とともに