黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

オキナグサ

2015年04月23日 12時31分56秒 | 日記
昨日のつづきです

殆ど尾根道を標高差450m登るのだが登るにつれ風は強く霧は濃くなってくる
雨は降っていない筈だが風で雫が飛ばされて来るので横殴りの雨の様だ

 
      ここのクロモジは緑が強い           木曽のと有ったのでおんたけさん
この辺りで猟友会の帽子を被って傘をさしたお爺さんが下りて来た
「何も見えなかったですか?」と尋ねると曖昧に「エヘッ」っと言って足早に下りて行かれた

 
            避難小屋             新道分岐ここは直登の左のコースに
                                新道はここから北に巻いてから直登のようだ
                                北に行くのは行くだけの価値が有るのだろうな
250mの急な直登でカミがヘバっているとゆっくりだが良いペースで登って来るお爺さん
諏訪の方で毎日登って居られるそうだ後について登るがやはりカミは少し離される
カミを待とうとすると上から傘をさしたお爺さん「1周して来たんですか?」と諏訪のお爺さん
「うん、後2回は午後だ」我々が3/4登る間に傘のお爺さんは1周して来ちゃった
諏訪のお爺さんが「あの人は毎日4周しているんです」


驚いているとあっけなく山頂先ずお詣りお爺さんにオキナグサを聞くと
「オキナグサはゴールデンウィークだね。まだこんなんだよ」言われた所を見ると


オキナグサが蕾を付けていた登山口でコシアブラを見た時「これはダメだ」と諦めていたのに

 
まさか蕾を付けているのが見られるなんて

 
お爺さんは山頂に30秒居ただけで下りて行かれたがバカは360度のパノラマが心残りで
1305mの山頂風が止まると寒くは無い霧も少し取れて来た


次の予定も有るので下山登って来た時にはよく見えなかった祠イザナギイザナミでした

 
下りはじめると又霧と強風と水滴こんな強風で    登山者が採るのかどのコシアブラも
そんなにいつまでも雫がある訳ないぞそこで     痛々しかった
漸くこれは霧が栂の葉に付着した雫だと気が付く

 
 ここが城址城址に鉄塔  下山中カミが見つけた多分イチヤクソウ


3/4程下りると木間越に下のが見える

 
ナナカマドとコシアブラの芽吹きが何故か早い  下山時刻を記入しようとすると登山ノートが
                                  無いバカが登ったまんま下りて来ないって
                                  後で騒いでも知~~~らない


上の霧・強風・雫が嘘の様に長閑な田園風景でした

 
枝垂れ桃は未だ蕾
つづく









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6 コメント

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Unknown (tombee)
2015-04-23 17:31:43
1305m・・三瓶山より179mも高い。
tombeeが帰った5年前には壽走路の峰に2~3株あったオキナグサも翌年い行ったらなくなってました。
現在は北ノ原で天然、西ノ原では大田の自然を守る会を名乗る団体が、畑作しています。。
下山して、枝垂桜がまだ蕾、寒いのかなぁ??
次はどちらへ?
Tombeeさん (村夫子BUN)
2015-04-23 19:55:35
オキナグサが盗掘されたり松茸が野荒しにあったりで、
この地区の方達も大変な被害者で立腹されている事と思います。
なのに畑を潰して駐車場にしたり登山道を整備されたり、山頂でオキナグサを育てられたり。偉いですねえ。

開花したオキナグサは見られませんでしたのでお願いしますよ。
ここは標高900m弱ですが標高1000m近い八ヶ岳山麓より桜が遅れているようです。
Unknown (hirugao)
2015-04-24 06:38:04
それにしても色々楽しまれていますね。
植物もそうですが近隣の方の毎日登山が
いいですね。
900m弱というと六甲山より少し低いようです。

最近は歩いていないのでもう歩けないかもしれません。
Unknown (山小屋)
2015-04-24 07:45:05
ガスっていてよい雰囲気です。
オキナグサ、涙で濡れているようです。
BUNさん、いじめてはダメですよ。
hirugaoさん (村夫子BUN)
2015-04-24 08:04:46
900m弱は登山口です。
山頂は記事の中にも書きましたが1305mです。
標高差450mの急登は標高差280mの黍生山より少しきついです。

随分弱気な事を仰いますね。
弱気はダメですよ。強い意志を持って階段でもいいから
兎も角登りましょう。
山小屋さん (村夫子BUN)
2015-04-24 08:09:11
入笠山と同じように360度のパノラマの筈だったんです。
それにしても霧訪山とはよく名付けたものです。

あっ、あれは涙ですか!
霧が太陽を隠したので泣いているのかな?

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