黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

続ヘブンス園原

2010年10月29日 09時03分38秒 | 日記


 展望台にて
3本目のリフトを降りた所でバスに乗るのだが待ち時間の間に20m程上にある展望台に上がってみた山間に飯田の町が見える期待の南アルプスは雲の中
周辺のダケカンバは既に落葉楓だけがカンバの白い幹に映えていた
20分ほどでバスが来るバスに揺られていると歩いて登る方もチラホラ
終点は萬岳荘
この辺りが森林限界ここから上は笹原となる
尾根に出ると中津川の町が一望出来…と思う間もなく長さんは20mほど先に
いつも山に行っている長さんは登るのが速い最近黍生山行をサボりがちなバカはその後をドタドタと先月大きな手術をしたカミは遅れがちにしかし意外に意地っ張りなカミは弱音を吐かない「大丈夫?」と聞いても「うん」とだけ答える
この辺りの登山道はがれ場の様で革靴で登っている方も見えたが辛かった事でしょう
30分ほど登ると富士見台山頂

 富士見台山頂
西の足下に中津川の町その北に見える町は下呂か?更に北には皆雲の中で裾野しか見えないが御嶽山乗鞍北アルプス中央アルプスそして東に南アルプス南に恵那山と360度のパノラマ晴れていたらどんなに素晴らしい展望だったことか
山頂で昼食を戴くが座っていると少しずつ寒くなってくる気温は10度前後だろうか
寒さに追われるように下山を始める動き出せば直ぐ暖かくなる
帰りのバスは1本送っただけの10分待ち

 一番紅葉していた所
展望台の裏でバスから降ろして戴き一寸散策
3本目のリフトで下る時の景色が一番紅葉を楽しめた
リフトに乗っていてふと気が付いた「天空の三段紅葉」は一寸誇大広告じゃないか?
紅葉だけなら途中の治部坂高原の方がキレイだった
バスの運転手の方に依れば「夏の猛暑で唐松の葉が萎れてしまい唐松特有のあの黄金色の黄葉をせずいきなり枯葉色になってしまう」とか
いずれにせよ全山の紅葉には期待しない方がよさそう

 一番紅葉していた木
リフトを1つ降りた所のレストラン前にあったこの木が多分一番の紅葉でした
帰りのゴンドラでは長さんと二人で下りに向かって左側の山に注目
登る時にチラッと楢の枝が不自然に折れていたのを見たのだ
そしてその場所に「やっぱり熊棚だ枝が皆内側に折れている」と長さん
楢の木の天辺こんな細い枝に熊が登るかと思われるような場所で枝が皆内側に折られ熊棚になっている
熊棚を上から見たのは初めてだ見事なものだった
車に戻ったのは3時過ぎこの時間でも未だ観光バスが来る
駐車場には未だ沢山の車があった