斉藤清左衛門の墓

　花岳寺の奥の墓地の手前にあります。この墓は吉良邸に赤穂浪士が討ち入りしたとき吉良公と一緒に戦い殉死した人の墓です。

　吉良側では17人が死亡、重傷者（10日以内志望者を含む）9名、手負の者15名、軽傷・無傷の者8名ということであった。合計49名関与していたということになります。斉藤清左衛門の墓の刻銘は削り取られて読み取れません。現存する清水一学の墓はありますが、その子孫は清水の姓を隠し児玉と名乗って生きていったそうです。買った冊子に寄れば「吉良氏憎し」と見られていたのではないかと書かれています。

　今では住みにくくなれば遠くに引っ越すこともできますが、姓を変えることはできません。どっちがいいのかよく分からないですが、いずれにしても大変でしたでしょう。