昨日は雨の中を大殿大路にある。龍福寺本堂解体修理の様子を見学に行きました。この修理中の見学会は文化庁の主催である。
13時からの現地説明会には約30名の人が集まった。中は1階から屋根の上まで歩くのであるが低いところや狭いところもありヘルメットや軍手をお借りして見学となった。
このお寺の材木は500年前に作られた材を使っているのである。明治16年に移築しているが、その時主柱30本のうち1本は取り替えられて残りの29本は500年前からのものであった。また500年の風雪で何ミリかはやせた柱となっているところと風雪に当たらないところとは、ほんの少し木肌が違って500年の風説に当たっているところがやせていた感じであった。
とにかく解体修理となると創建当時の釘のあと、移築時の釘の跡、を丁寧に調べ、また使われていた釘で打ち直していくのだそうだ。もちろん使えなくなった釘は昔の作り方で釘を作って補修して打っていくというのである。材の取り外しも然り、全てのものを元のように組み立ていく作業といえる。気の遠くなるような仕事といえよう。
13時からの現地説明会には約30名の人が集まった。中は1階から屋根の上まで歩くのであるが低いところや狭いところもありヘルメットや軍手をお借りして見学となった。
このお寺の材木は500年前に作られた材を使っているのである。明治16年に移築しているが、その時主柱30本のうち1本は取り替えられて残りの29本は500年前からのものであった。また500年の風雪で何ミリかはやせた柱となっているところと風雪に当たらないところとは、ほんの少し木肌が違って500年の風説に当たっているところがやせていた感じであった。
とにかく解体修理となると創建当時の釘のあと、移築時の釘の跡、を丁寧に調べ、また使われていた釘で打ち直していくのだそうだ。もちろん使えなくなった釘は昔の作り方で釘を作って補修して打っていくというのである。材の取り外しも然り、全てのものを元のように組み立ていく作業といえる。気の遠くなるような仕事といえよう。