田原めぐり始まる 2010-09-09 10:39:24 | 随想 伊良子クリスタルボルトに着くとバスが待っていました。時刻はまだ10分そこそこの待ち時間があり乗客は3名でした。運転手さんと雑談をしながら発車時刻を待ったのです。12:33にバスが出ました。明神前、休暇村、保美、江比間、三河田原駅と13:27に駅に着きました。駅では早速貸し自転車を借りて田原城跡から巡り始めました。 いかにも城下町風の街づくりを行っていました。風情と趣が古風な街ですね。
芭蕉の句碑 2010-09-08 17:10:25 | 随想 柳田国男の逗留記念碑をさらに東へ行くとこの句碑があるのですが途中でわからなくなり、レストランの主人に尋ねていきました。自転車でもかなりあったような気がしましたが気持ちだけですかね、実際にはそう距離はなかったと思います。 芭蕉が伊良子に来たのは貞享4年(1687)の11月12日とはっきりした日にちがわかっています。流罪となり保美に住んでいた杜国に会うための旅でした。保美とは渥美の福江町の中心にある町です。そこには芭蕉の愛弟子杜国の屋敷跡やお墓もあるのです。 「鷹一つ見つけてうれし伊良胡崎」と句碑には刻まれています。なんと開放感のある句であろう、両手を挙げて深呼吸したくなるのである。それほど伊良子岬の自然の良さがよく伝わっている。 次は本格的に田原めぐりだーと急いで道の駅伊良子クリスタルボルトに行きました。いい時間のバスがあればと念じながら行きました。
柳田国男逗留の地 2010-09-07 16:51:41 | 随想 日出の門からまた自転車で古山と宮山原始林の間を抜けて三河湾に出て行きました国道259線を右に折れていくと伊良子ガーデンホテルの前にこの石碑はありました。明治31年に7月この地に約2ヶ月逗留しその際、椰子の実を見つけて、この前を流れる黒潮は海上の道であるとの思いをもち、後に「海上の道」という本を著作している。この地が柳田の民俗学の始まりの地となった、転換の地でもある。やはり旅は考えを変える。発想の変わるきっかけを作ってくれるいいものだ。 背景は伊良子ガーデンホテルの一部です。
片浜十三里 2010-09-06 13:01:25 | 随想 日出の門の階段を登っていきますと岬の先に出ます。ここから東を眺めてもこのように美しい海岸が続くのです。13里も続くのです。貸し自転車の制限時間もありましたのでここで引き返すことにしました。この海岸には渚沿いにサイクリングロードが遠くに見える山まで続いているのです。太平洋ロングビーチとも言われている由縁です。途中には赤羽根港があります。道の駅赤羽根ロコステーションもあります。
恋路が浜ビュウー 2010-09-05 12:51:42 | 随想 人生、生きてる間に一度は行ってみたい岬のひとつです。白砂青松、渚の美しさ、波の音の静かでゆったりとしたリズム、海岸の遊歩道の美しさと海岸との融合度合い、どれをとっても来た人を満足させてくれます。しかも名前が洒落ています「恋路が浜」誰がいつごろつけた名前か、それらしい浜になっていました。この浜の美しさをもう一度確認できるのが日出の門です。
日出の石門2 2010-09-04 12:43:56 | 随想 この堆積岩は約2億年前に放散虫の殻などの珪酸分が沈殿堆積し固まってできた説明板に書かれています子のあたり一面に岩があるだけでなくこの一角にのみあります。やはり遠い南方から地球変動により運ばれてきたといえるのでしょう。
日出の石門(ひいのせきもん) 2010-09-03 11:51:35 | 随想 恋路が浜で食事をした。宿の女将さんの勧めで自転車で漕いでこの岬までたどり着きました。歩いてでは大変な距離ですやはり地元の人に相談しながら旅はするものです。 日の出の石門とはよくなずけたものです東の日の出を見ながら眺める景色は相当の絶景でしょう。この岩石ははるか南方の海底の岩が太平洋プレートに運ばれてきてここにぶっつかり大きな岩石となっているのです。 チャートという堆積岩でできていてとても堅い岩であったしかし波に砕かれて小さな小石にもなっている。もっと近くに行くと浪に砕かれてやわらかいところが侵食され穴が開いていました。その穴から見る太平洋は美しく別の世界を見るようでした。 海が岩穴より高く見え海水があふれてこちらに来てしまいそうでした。
椰子の実記念碑 2010-09-02 11:24:33 | 随想 この近辺に椰子の実が流れ着いていたといわれていてこの記念碑が作られています。山側には「名も知らぬ 遠き島より流れよる 椰子の実ひとつ」と唄われている椰子のみの楽譜の石碑がありました。島崎藤村のみずみずしい感性が窺がわれます。本当に心が空(クウ)になるそんな自然となぎさと空と海でした。
恋路が浜のモニュメント 2010-09-01 11:16:42 | 随想 この恋路が浜の駐車場の海岸沿いにこのモニュメントがあります。どっしりと力強いい石造物でこの渥美半島の人々の力強さが見られます。なぎさなど「日本の百選」に選ばれた記念に作られたとか、真ん中の穴に手を入れると願いが叶うとかいろいろ言われています。観光地というものは少しは遊びが必要なものなのです。
願いの鐘、恋人の聖地 2010-08-31 10:45:33 | 随想 同じところに「願いの鐘」が造られていまして恋人たち二人が一生懸命鐘を鳴らしながら手を合わせて祈っていました。三度鐘を鳴らしそのつど思いを願うのです。三度目には叶うというのでしょう。恋人たちのいじらしさを見て私も負けじと3度鐘を鳴らしました。世界が平和でありますように、戦争やテロがなくなりますように、貧困が減りますようにとい祈ったり、年老いても恋ができますようにと少し我欲が出てきました。 実は観光パンフレットに寄ればこれは「恋人の聖地」と呼ばれているものです。プロポーズにふさわしい場所だそうです。永遠の愛を誓う三つの鐘で1回目は彼氏が彼女を想って、2回目が彼女が彼氏を想って、3回目が二人一緒に永遠の愛を誓って、と愛の鐘を鳴らすと結婚できるのだそうです。若人よ恋路が浜に集まろう。