hayashi5 blog

Time goes by, Life goes on...

真剣勝負!

2012-07-31 22:45:22 | Tokyo
夜の交流会。お互い30分ずつくらい喋り倒して、興味深い会でした。

今日の勝負も勝ちかな?でも、その上からな物言いで試合に負けるかもね。

でも、こういう緊張感は大事だね。

って、変な交流ではないので、悪しからず。


いまから、君が社長をしなさい。 ~経営思考を身につけるインバスケット・トレーニング~

2012-07-29 23:27:11 | 書籍
いまから、君が社長をしなさい。   ~経営思考を身につけるインバスケット・トレーニング~
株式会社インバスケット研究所代表取締役 鳥原 隆志氏の著書。老舗飴メーカーの社長職を突然引き受けることになり、前社長の未解決案件20件を、限られた情報、限られた時間で判断するという、インバスケットトレーニングを、4人の社長候補と1人のコンサルタントの思考、言動を通し、ストーリー仕立てで展開する内容です。

目次は以下の通り。

はじめに 社長はいったい何をしているのか?

■第1章 経営者の「仕事の中身」:仕事を俯瞰的に考える

■第2章 社長の仕事をやってください:経営の20の難題
プロローグ 年齢不問、年収1500万、応募職:社長
案件1 社長がルールを破っているじゃないか!
案件2 業績は順調そのものです
案件3 方針ができました! いかがでしょう?
案件4 外食市場に参入しましょう
案件5 秋の一押し商品です!
案件6 大変です、異物が混入したかもしれません!
案件7 社長のご指示どおりにしたのですが……
案件8 今月のお客様の評価です
案件9 私の机がなくなっているのですが……
案件10 アイデアが仕事につながりません
案件11 退職者が増えています。じつは私も……
案件12 35%経費削減に成功しました!
案件13 最近、あんたの会社の飴がうまくない
案件14 最新の会議スケジュールです
案件15 従業員に給料を待ってもらいましょう
案件16 社長さん、私の話を聞いてください
案件17 披露宴へのご出席をお願いします
案件18 セールで売上を伸ばしましょう
案件19 この経営状態で寄付が必要でしょうか?
案件20 業務提携をしましょう
エピローグ 仕事の「壁」を乗り越える

■第3章 戦略的に発想し、判断する:「経営思考」が働き方を変える

目次に書いた20件は、世の中の会社にありがちな問題で、それを30分以内に決断を下していきます。

ある程度、ざっと自分で考えた20の答えと、本著の模範回答はほとんどが同じようなものでした。そういう意味では、この本の題材は非常に初歩的であり、この本を読んだから社長になれるわけではないですが、このような様々な事象に対し、すべて自分の責任で、決断を下すという社長の厳しさは、的を得ていると感じました。

社長は会社の看板であり、一般社員では許される行動も、社長には許されないこと。忙しい社長は無能な社長であること。社長は誰に判断させるかを判断すること。など、当たり前でありながら、世の社長が出来ていない事が多く書かれています。

過去3社のキャリアにおいては、すべて会社自体は小さかったので、常に社長との距離が近く、色々とお話をする機会に多く恵まれした。但し、残念ながら、社長になることの大変さとその覚悟なしに社長になられたような方が多く大変でした。そう言う意味では、過去無意識のうちにインバスケット・トレーニングをしてきていたのかもしれませんが、こういったシミュレーションを繰り返すのは非常に大切なこと。人間、経験したことには免疫がつきますが、実際に全ての経験を一足とびには出来ませんし、出来たとしても再起不能なまでに失敗をしてしまう可能性大です。やはり、常日頃からアンテナを高くし、自分だったらどうするを意識しながら、頭の中でシミュレーションをすることが何よりのトレーニングなのです。


787

2012-07-27 11:08:30 | くらし
787
今日は大阪出張。初めての787です。

機内広めだけど、座席ちょっと安っぽいなぁ。国内線仕様なんだろうけど。 あと、機内で携帯繋がりにくい。

窓、開け閉めできなかったのが残念。


偶然の科学

2012-07-25 00:10:07 | 書籍
偶然の科学
コロンビア大学社会学部教授、ヤフー・リサーチ主任研究員のダンカン・ワッツ氏の著書。

目次は以下。

第1部 常識(コモン・センス)
1 常識という神話
2 考えるということを考える
3 群衆の知恵 (と狂気)
4 特別な人々
5 気まぐれな教師としての歴史
6 予測という夢

第2部半常識(アンコモン・センス)
7 よく練られた計画
8 万物の尺度
9 公正と正義
10 人間の正しい研究課題

「人間に未来予測はできない。リアルタイムで偶発性に対処せよ――。」

と言うのが本著のテーマ。世の中のは常識というものがあり、その常識に従えば、なんでも答えは見えてくる。というのはほとんどのケースは間違いで、だいたいが結果を知っているから言えると言うことで、結果が変わっていればその『常識』も変わってくる。だから、未来を予測することはできない。ということを、歴史や自身や大学での実験結果を通して、実証する内容。 例え同じことをやっても、その時、その時代の状況つまり運で、その結果が大きく変わること、例えばβーVHS戦争やiPodの登場、facebookの爆発的な普及がそれにあたると。

製品であれ、会社であれ、個人であれ、優れているものは必ず成功するとは思うが、それよりもその時代の技術、世相、景気等が大きく影響するのは確かだし、それこそが運。よって世界は不公平。ただ運はいつ回ってくるか分からないし、回ってくるか運を逃さないのも実力であると思います。

世の中、絶対の法則もないし、それを予測する科学も存在しない。常識と思っている非常識に囚われず、自分の目で考え意思決定をしていきましょう。 『さあ、革命をはじめるとしよう・・・・・・・』

しかし、最初から最後まで、事例の紹介と解説に終止し、社会科学者からすると興味深い話ばかりだと思うが、ちょっと冗長...


明治神宮 - 明治天皇百年祭・乃木神社御祭神百年祭記念展「明治天皇と乃木大将」

2012-07-22 16:48:35 | Tokyo
明治神宮 -   明治天皇百年祭・乃木神社御祭神百年祭記念展「明治天皇と乃木大将」

明治神宮 -   明治天皇百年祭・乃木神社御祭神百年祭記念展「明治天皇と乃木大将」
明治天皇崩御と乃木大将殉職100年の企画展。乃木大将は日露戦争時代の陸軍大将で、「陸の乃木、海の東郷」と称された軍人。ただ、二〇三高地の件で、日本での評価は名将・愚将賛否分かれている方です。

展示は明治天皇と乃木大将の生涯を激動の明治時代と照らし合わせ、明治天皇とともに生きた乃木大将を偲ぶ内容。

天皇の葬儀と時と同じくして夫妻で自刃された際の遺書、刀や、当時のニューヨークタイムズ一面が展示されていたり、貴重な展示を見ることができました。

次は、乃木神社に行ってこようと思います。

なお、7月30日は、明治天皇百年祭が執り行われ予定です。


私塾がコモディティ化しない人材をつくる

2012-07-21 21:42:23 | 学問
私塾がコモディティ化しない人材をつくる
ヒルズアカデミーのセミナーです。

グローバルな時代において、コモディティ化しない突き抜けた人材を作るには少人数の私塾を見直すべきだというテーマでの講演。講師は、脳科学者の茂木健一郎氏と経営コンサルタントの波頭亮氏。

よくあることですが、タイトルにあり『私塾』については、ほとんど触れられず、教育構造の問題と、新卒一括採用を行う企業への批判。個人の奮起と努力を期待することに終始した2時間でした。

日本の大学、特に東大をボロカスに言う茂木氏(二人とも東大出身)。海外の文化、教育が社会に出てからの体力差になることはよく分かるけど、最終的に日本に戻ってから、日本に適合出来るのか、それを受け入れる社会なのかと言う問題は残ると思うし、茂木氏が言うように、橋本大阪市長あたりが総理大臣のなって、色々なものをぶっ潰すくらいの痛みを伴う変革が必要なのだと感じました。

茂木氏は、テレビで見るより落ち着きがなく早口で毒舌で面白かったです。本人言うように、日本の社会には不適合でしょうね。


西日本鉄道

2012-07-16 23:11:24 | Kyushu
西日本鉄道
羽田の京急ホームに西鉄の看板。

なつかしかですね。久々に天神にいきたか。

ちなみに、飯塚だったので、西鉄は西鉄でも、バス派やったけど。飯塚バスセンター⇔天神バスターミナルには、よう世話になったばい。


東郷神社

2012-07-08 15:39:04 | Tokyo
東郷神社

東郷神社

東郷神社

東郷神社

東郷神社
勝利の願掛けに、軍神・東郷平八郎大将が祀られた、東郷神社にお参りに行ってきました。東郷神社は、竹下通りのすぐ脇にひっそりと鎮座していて原宿とは思えない佇まいです。

東郷大将は、戦艦三笠に乗り連合艦隊を率い、無敵のバルチック艦隊を撃破。Admiral Togoとして、世界中に知られた方で、昭和9年に亡くなった後、全国からの要望と献金で、昭和12年に東郷神社が創建されたと言うから、当時の国民の崇拝ぶりが分かります。

東郷大将の志を忘れず、またその勝ち運にあやかれるようよう、勝札をいただいて来ました。「勝」の字は、東郷大将の直筆を刻印したものです。

頑張ります!


科学予測は8割はずれる―半日でわかる科学史入門

2012-07-07 21:27:21 | 書籍
科学予測は8割はずれる―半日でわかる科学史入門
理学博士でサイエンス作家の竹内薫氏の科学史と日本の科学についてを紹介する書。

目次は以下。

第1章 そもそも「科学」とは何か?―その起源と3大哲学者

第2章 科学と宗教は対立している、という「説」について―科学の“本当”のルネサンス

第3章 科学は爆発だ!―日本で科学が人気のない理由

第4章 ノーベル賞の世紀―相対性理論、量子論…現代に至る道すじ

第5章 なぜ科学技術は色あせたのか?―現在の「科学」の問題点

科学予測は8割はずれる(加藤茂生×廣野喜幸×竹内薫)

タイトルからすると、過去の科学の失敗や間違いを鋭くつく内容かと思いきや、古代ギリシャ時代からの科学の変遷や我々が知らない科学の歴史が主な内容。

欧米の科学は哲学から来ており、そこには神の存在あるのに対し、日本では明治時代に学問だけを輸入したため科学が身近なものではなくなってしまっていること。神の存在を意識した欧米では「基礎科学」に重点をおき、学問として扱う日本では「応用」を重視しているのが大きな違いであるとのこと。科学分野に限らず、よく聞く哲学思想の欠如があるのです。最近の大学では科学史の講義も削られて、よりいっそうその傾向が強いそうです。

神の自然法則に反して開発された原子力のため、大きな災害を引き起こした日本。また、過剰化していく科学技術に対しては、色々な議論があるのも事実です。但し、これからの科学の探究とその応用は不可欠。一時期に比べ、テレビ等で科学を扱う内容が減った気がするのは、科学=学問=難解の構図があるのは確かだと思います。理系出身の菅さんが総理大臣になったことが良い転換点になる可能性があったと思うのですが、原発の件で理系人の欠点をさらけ出したという皮肉な結果となってしまいました。

タイトルには拍子抜けでしたが、非常に面白く、かつ色々と考える内容の多い書でした。

他にも、ルネサンスはイスラム社会を起源としているとか、アルゴリズム、アルコール、アルジェブラなどに付く「アル」はアラビア語の冠詞でありイスラムの発明だとか、アインシュタインのノーベル賞は、委員会賛同を獲るため、実証が難しい相対性理論ではなく、保守的な(でも本人が嫌っていた)量子論で受賞した等々、面白いこぼれ話も沢山です。