意外なメンバーで意外な場所で意外な盛り上がりをみせた良い集まりでした。
仕事とは言え、新たな厳しい環境にチャレンジできるのをうらやましく思うとともに、自分ももっと頑張らねばと独り帰りながら思った次第。
1年後に再開した時に、同じように成長しているように。
To KDM
We always stand by you even if you are alone in NY.
All the best!
昨日、今日とオーストラリア人との打ち合わせでした。
よくよく考えると、Nativeの人らと打ち合わせをするのは、会社生活11年目で初めて。
以前、英国人コンサルに「こいつ何いうとるかわからんから、あかん」言われた打ち合わせがあったけど、あれは何も知らんコンサルのNon-nativeいじめだったと思ってる。
んで、肝心のAustralian Englishだが、噂に聞いていた独特の訛りがあり。
「ツゥダイ」とか言われても、「は??」ってな感じ。 ま、8割くらいは普通に聞けたので、まずまず合格か。
ただ、2人おったうちの1人はCNNのRichard Quest並みのしゃがれ声。こちらはいまいちよくわからんかった。
久々に完全英語の打ち合わせで、やっぱまだまだやなぁ~と思った。
陽気なAusieだし、会社関係者なので、なんとかなったが、北米人に受け入れられるか不安。
サムさん。とりあえず頑張ります。つこうたってください。
しっかし、CNNはなんであんなしゃがれ&しゃくれのおっさん使うんやろうな。テリー伊藤がニュース読んでるようなもんやないか。
かれこれ2年以上、スイスメーカ製品の不具合に振り回されている。
日本の品質管理に対する考えが厳しすぎるのかもしれないが、それより何より、基本的に動きが悪い。
スイスと聞くと時計なんかの精密機械が有名で、イメージとしては勤勉な職人をイメージしていた。
でも、実際に相手をしてみると、職人なのは技術志向なのではなく、ヨーロッパ特有の個人主義なのかしらと感じてしまう。
そしてまた、海外特有の『物は必ず壊れるもの』という概念があり、日本のように不良品の検証と改善などといったプロセスはまず存在しない。
この辺は中国や韓国もそうなのだろうな。壊れたら交換して終わり。その方が安上がり。
それでもスイス人はいいやつが多いし、見所も多い。
飯はちょっといただけないものの、非常に良い国だと思うし、17世紀から、2つの世界大戦を経て、今なお永世中立を貫いているのは偉いとは思う。
ただ、スイス人曰く、「スイス人には上昇志向がなく、現状維持で満足している」とのこと。
これは、どのヨーロッパ諸国も同じなのだと思う。保守的である。
なるほど、何度文句を言っても変わらんわけだ・・・
いよいよ帰国することとなり、今は経由地の上海のホテル。
明日の午前中の便で関空へ戻ります。
さてさて、今回も色々な意味で中国のパワーを感じた滞在になりました。
今までのような打ち合わせだけでなく、今回はいわゆる労働者層の人々と接する機会が多く、非常に興味深い滞在になりました。
とにかく、中国人は、
1)声がでかい
2)誰とでも仲良くなれる
ということが良く分かった。
これは、下名も同じか?やはり中国人の血が??
現在の中国経済は、人民元や地方農民等などの内憂はあるものの、非常に順調。
成長率は10%前後。
つまり、押せ押せの状態にあるということ。
それは、今回の滞在でも良く分かった。
このまま行くと、韓国はもちろん、日本も飲み込まれてしまうだろうと思う。
ただし、社会としてまだまだ混沌としており、現在はなんとか政府がコントロールしているのだろうが、成長スピードがそれを追い越し、無秩序になりはしないかと感じてしまう。
つまり、自分を良く見せようと思えばいくらでも良く見せれるし、人をだまそうと思えばいくらでもだませるということ。
以前打ち合わせをした中国の商社は、議事録を当たり前のように改竄しようとするし、自分達に都合の悪いページを外そうとするしで、あまりに幼稚すぎて逆に見落としそうなこともあった。
こういうのは、一般社会を見てても思うことで、交通マナーの悪さや列の割り込みなど当たり前の状態。
歴史的に、”自己防衛”をするというDNAが引き継がれているのかもしれないが、日本人の下名から見て、ちょっと感じが悪い。
逆に言うと、そういう”譲り合い”という気持ちは日本独特なのかもしれない。
そこが日本人のいい所だとは思うが、逆に言うと、”バカ正直”なのかもしれない。
そう言う下名も、日本人。”バカ正直”である。
しかし・・・
今回の滞在は、本当に色々と考えさせられることが多かったなぁ・・・
ほんま、このままでええのか?俺。と。