ハーバードビジネススキル講座の対話力という啓発本です。
世の中、科学技術が進歩して、様々なコミュニケーションツールが発達しても、逆にFace to Faceのコミュニケーションが大切になるという趣旨です。
確かに、グローバル化によってマルチリンガル、マルチカルチャーだからこそ、コミュニケーションの重要性は増して行きます。
そのために必要な以下の4つの能力とそのためのに必要な訓練・意識を説明するのが、本書の流れです。
(1) 話し言葉を効果的に使う。
(2) 非言語コミュニケーションを慎重に利用する。
(3) 面と向かってのやり取りで、相手のシグナルを「読み解く」。
(4) プレッシャーの下で効果的にコミュニケーションする。
とくにその大部分が、相手の話を聞くこと、相手を理解することの大切さを説いており、それには忍耐強い訓練が必要になってきます。
コミュニケーション能力はある程度、持って生まれたものですが、自分の弱みを知り、訓練すれば、仕事をして行く上では、なんとでもなるものなんですよね。って、偉そうに言えるほど、なんとかなってるわけではないので、こんな本を読んでる次第です。