hayashi5 blog

Time goes by, Life goes on...

ホリエモンの宇宙論

2011-06-29 23:49:50 | 書籍
ホリエモンの宇宙論
先日収監された、堀江貴文氏の宇宙ビジネスに関する夢を綴った著書。 そういえば、証券取引法違反で逮捕される直前にロシアの中古宇宙船を買って話題になってましたが、一時の酔狂ではなく、逮捕後も賛同者と開発を続けているそうで、市場分析の上で、確実に開発を進めている様が、本著でも紹介されています。

本著の内容は、前半部分が、冷戦時代の宇宙開発の歴史、現在とこれからの宇宙産業について。淡々と分かりやすく説明するも、ホリエモンらしい毒舌はなく、ちょっと拍子抜けな感も。

ただ、さすがにビジネスとして考えているだけあって、米ソ冷戦時代の宇宙開発の歴史やその裏側をよく調べあげ、分析しています。まぁ、業界の人たちには普通の話なのだと思いますが。

後半は自身が開発している小型衛星とそれを飛ばす小型ロケットの話と、その先にある人類の可能性を語り締められています。

堀江氏は、私と同い年なんで、ガンダムを始めとした宇宙ものアニメが全盛だった世代。宇宙に対する夢や好奇心が旺盛な世代です。かつ、本著にあるように、携帯電話などの民生品の性能が格段に向上し、ITによって世界が近くなっている今、こういう民間の力が沢山出てくるのでしょう。ただ、宇宙開発はお金も時間も尋常でなく必要なので、自動車みたいのは行かないでしょうが。

『物事を素早く進めるコツは、何でも自分でやらないことだ。必要なものがあれば買ってくればいい。』

『ビジョンはとにかく口に出して「こういうことも考えられるんだよ」ということを人に知らしめなければ意味がない。』


荒川線

2011-06-19 16:46:41 | Tokyo

荒川線
ボルダリングの帰り、高田馬場から東池袋まで、荒川線沿いを歩いてみました。線路沿いを区画整理してはいますが、町は少し古め。遠くの池袋のビル群が遠くに見えます。

今日は曇り空でしたが、湿度が高く、歩くと汗びっしょりです。


チンタオ夕食2

2011-06-17 22:13:53 | China

チンタオ夕食2

チンタオ夕食2
なんやかんやと言われ、大きな荷物もって帰る羽目になっちゃいましたが、とりあえず、明日帰ります。

今日はジャスコの中のレストランで晩ごはん。

担々麺とインゲン豆の炒め物で70元(1000円)。

残すと勿体ないし、滞在短くて楽しみは食べることくらい。んで、ストレスもあって、ついつい食べ過ぎてしまいます。多分個のあとコンビニでアイス買って帰ります...


チンタオ夕食

2011-06-16 22:01:36 | China

チンタオ夕食
初日完了。ひとまず、心配していた、目の前にある問題は解決でき、お客も少し大人しくなりました。

ってことで、ホテル前の永和大王で晩ごはん。大丈夫火棘牛肉面、餃子、レモンティーで33元(450円)。

牛肉面、ただただ辛いです。


西新宿

2011-06-13 09:01:47 | Tokyo

西新宿
今日から、事務所が西新宿に移転。

今まで、池袋で会社まで徒歩5分。 これからは、JR池袋まで徒歩10分、JR新宿から徒歩20分。 しかも、この電力不足の夏に...

気が思いやられます。


根津美術館

2011-06-12 15:20:41 | Tokyo

根津美術館

根津美術館

根津美術館

根津美術館

根津美術館

根津美術館
以前来ようとしてて、展示入れ換えのため機会がなかった、南青山の根津美術館にいってきました。

根津美術館は、東武鉄道などの社長を歴任した、根津嘉一郎が収集した美術品を、その子息、二代目嘉一郎氏によって、邸宅を美術館として公開したもので、戦災などにより何度か改築されながらも、今なお引き継がれている美術館だそうです。

建物自体は、2009年に建て替えられたようですが、その裏の広大な日本庭園は、よく手入れされ、とても静かできれいでした。秋には紅葉がきていなもかな。東京だと、あまり色付かないのかな?

民藝館同様、日本の美が見れる綺麗な美術館でした。


「のび太」という生き方

2011-06-10 00:55:19 | 書籍
「のび太」という生き方
富山大学で、「ドラえもん学」を研究している、横山泰行氏の著書。

日本で一番有名なダメ小学生ののび太。その毎日は、ドラえもんがいて初めて幸せな人生だと、みんなが思っています。

でも実は、のび太は我々が思っている以上に強く、たくましい男の子なのです。

著者はそれを「のび太メソッド」として紹介しています。

とは言っても、のび太には夢の秘密道具を出してくれるドラえもんがいます。ドラえもんがいれば、誰だって幸せになれると思うでしょう。でもそうではない。というところから、本書は始まります。

まず、のび太は必ず自分で試行錯誤していること。ドラえもんは最後のひと押しをしてるだけ。

そして、失敗を恐れず、めげず、いくらいじめられ、意地悪されるジャイアンやスネ夫の悪口を言わず、他人の素晴らしさを認める素直さがあるのです。

それでいて、欲深くなく、誰にでも優しく偏見のないのび太。これこそ、原作者の藤子・F・不二雄さんが伝えたかった生き方なのだと思います。

本書では、のび太のように生きるにはどうすれば良いかを、実際のエピソードを例にケーススタディしています。

そして、誰にでも心の中にドラえもんがいると結んでいます。

ドラえもんの連載が始まったのが、1970年だそうで、1972年生まれの私は、ドラえもんを読み、テレビや映画を観てわくわくしながら育った年代です。そして、自分の子供たちの世代に受け継がれています。これは、秘密道具のわくわく感だけでなく、ダメなのび太の挑戦や冒険を、自分に投影することで共感し、愛されているのだと思います。

その題材やタイトルから、教育書、児童書のような本書ですが、悩み多き、疲れた大人こそ読む価値があると思いました。