カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

アメリカの醜聞328 イスラエルが米議員の入国を禁止

2019年08月17日 10時44分26秒 | 海外

またまたトランプが奇妙なことを始めました。


米議員、ヨルダン川西岸訪問を中止 イスラエルの要件拒絶:afp 2019年8月17日 6:25 


パレスチナ系米国人のタリーブ下院議員が

イスラエル占領下パレスチナのヨルダン川西岸の祖母訪問を取りやめることになったようです。  

これを理解するには、少しさかのぼる必要がありそうです。

  1. 2018/11 選挙でタリーブ・オマル・プレスリー・オカシオコルテスの4人の民主党女性連邦議員が誕生。この4人のうちタリーブとオマールは初の女性イスラム教議員で、タリーブは初のパレスチナ系連邦議員だったらしい。
  2. 2019/02 タリーブが所属する民主党から反ユダヤ主義者だと指摘されたことに対して謝罪
  3. 2019/07/14 トランプが民主党の4人の女性議員に対して「出身国へ帰る」ことを提案
  4. 2019/07/15 イギリスのメイ首相(2019/07/24からはジョンソン首相に)トランプを批判。
  5. 民主党指導部がトランプを批判
  6. トランプが「あのツイートは人種差別的ではない。私には人種差別の気質はない」と提案を擁護。しかし「ああいうのが人種差別発言」なのでした。つまり「人種差別発言をしたが人種差別発言ではない」と言っているようなもので、韓国文在寅が「反日的発言をしたが反日的発言ではない」と言っているようなものですね。
  7. 2019/08/16 トランプが「タリーブは必死になって祖母を訪問したがっている」と
  8. 2019/08/16 イスラエルが米下院2議員(タリーブとオマール)の入国を禁止。両者は来週イスラエルを訪問する予定だった(トランプもイスラエル入国禁止を唱えていた)。
  9. 2019/08/17 米下院2議員がイスラエルの要件を拒否 

微妙なニュースの前後はあるでしょうが、これ以外にも事情があったでしょう。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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