台湾は
伝統的な親中の韓国と大きく違って、大胆な方針を出しております。
今の台湾の民主進歩党は反中であり、それも要因の一つであろうとは言えますが。
新型肺炎 台湾 自由時報「中国の全体主義こそ重病だ」:産経新聞 2020/2/16
2020/01/21 台湾で初の感染者。
今の総統は蔡英文なので反中とはいえ、感染情報を十分に公開するよう中国に求め、台湾をWHOに加入させるよう要求しました。圧力をかけて加入を阻むのを止めろというのです。
記事によると、今の前(親中派国民党の馬政権)の前、総統が陳水扁(在位:2000-2008)の時も今とおなじ台湾民主進歩党政権で、2003年SARSが流行しました。当時の対中政策閣僚だった蔡英文が、中国からもWHOからもウイルス情報が得られず、感染者を多く出したことをよく覚えておりました。
2003/05/23 現在、台湾でSARS感染者538人・死者60人を出していましたが、今回も当時の二の舞になりそうだったので、徹底的に対策をねりました。またまた、中国共産党が始動時に隠蔽工作をしたとみなしていたのです。
民進党寄りの自由時報によれば、中国共産党の『政治ウイルス』のほうがたちがわるかったようで、国民よりも党のほうが大切とする姿勢に問題があり、台中関係の悪化の責任は中国にあった、とします。
新型肺炎感染者が出た直後に台湾では
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- 武漢との団体観光の往来中止
- 2020/01/25付の英フィナンシャルタイムズ(FT)は、武漢の様子を伝え、地元当局の初動体制に問題があった可能性があるとしました。
- 2003のSARSに比べて迅速な対応をみせた台湾。
- WHOが中国の「協力と透明性」に感謝したらしいけれども、誰もが中国の隠ぺいを疑っていました。中国の中央集権的な制度の欠陥であり武漢の周先旺市長が「地方政府は権限を与えられねば発表できない」と述べたようです。
習近平は
末端の幹部がよくいうことを聞く国にしたいようですが、その思考そのものに問題があったのです。
今後も引き続き台湾の様子にご注目ください。
特殊性があり、そんなに多く参考にはならないでしょうが、その迅速さには驚きます(こちらも)。
さてさて、皆様はどう思われますか。