カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

台湾の新型肺炎対策

2020年03月12日 16時13分59秒 | アジア

台湾は

伝統的な親中の韓国と大きく違って、大胆な方針を出しております。

今の台湾の民主進歩党は反中であり、それも要因の一つであろうとは言えますが。 


新型肺炎 台湾 自由時報「中国の全体主義こそ重病だ」:産経新聞 2020/2/16


2020/01/21 台湾で初の感染者。

今の総統は蔡英文なので反中とはいえ、感染情報を十分に公開するよう中国に求め、台湾をWHOに加入させるよう要求しました。圧力をかけて加入を阻むのを止めろというのです。

記事によると、今の前(親中派国民党の馬政権)の前、総統が陳水扁(在位:2000-2008)の時も今とおなじ台湾民主進歩党政権で、2003年SARSが流行しました。当時の対中政策閣僚だった蔡英文が、中国からもWHOからもウイルス情報が得られず、感染者を多く出したことをよく覚えておりました。

2003/05/23 現在、台湾でSARS感染者538人・死者60人を出していましたが、今回も当時の二の舞になりそうだったので、徹底的に対策をねりました。またまた、中国共産党が始動時に隠蔽工作をしたとみなしていたのです。

民進党寄りの自由時報によれば、中国共産党の『政治ウイルス』のほうがたちがわるかったようで、国民よりも党のほうが大切とする姿勢に問題があり、台中関係の悪化の責任は中国にあった、とします。

新型肺炎感染者が出た直後に台湾では

    • 武漢との団体観光の往来中止
    • 2020/01/25付の英フィナンシャルタイムズ(FT)は、武漢の様子を伝え、地元当局の初動体制に問題があった可能性があるとしました。
    • 2003のSARSに比べて迅速な対応をみせた台湾。
    • WHOが中国の「協力と透明性」に感謝したらしいけれども、誰もが中国の隠ぺいを疑っていました。中国の中央集権的な制度の欠陥であり武漢の周先旺市長が「地方政府は権限を与えられねば発表できない」と述べたようです。

習近平は

末端の幹部がよくいうことを聞く国にしたいようですが、その思考そのものに問題があったのです。

今後も引き続き台湾の様子にご注目ください。

特殊性があり、そんなに多く参考にはならないでしょうが、その迅速さには驚きます(こちらも)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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