台風が九州を突き抜けて、日本海へ出たようです。
大宰府や博多湾あたりを通過したというので、ひょっとしたらモンゴル軍〔高麗(朝鮮)兵・宋兵(中国)・モンゴル兵など〕が800年後に再び攻めてきたので、またまた「神風」が吹いたのか、と思いましたが、モンゴル勢が占領したのは、大相撲の世界でしたね(笑)。
とにかく巨大な台風でして、雨の被害も多いようです。
最大瞬間風速〔単位は m/s〕の記録をみると
1 静岡県 富士山 91.0 1966年09月25日〔時速換算328km/h〕
2 沖縄県 宮古島 85.3 1966年09月05日〔時速換算307km/h〕
3 高知県 室戸岬 84.5 1961年09月16日
4 鹿児島県 名瀬 78.9 1970年08月13日
5 沖縄県 那覇 73.6 1956年09月08日
6 愛媛県 宇和島 72.3 1964年09月25日
7 沖縄県 石垣島 71.0 2015年08月23日〔時速換算256km/h〕
8 沖縄県 与那国島 70.2 1994年08月07日
9 沖縄県 西表島 69.9 2006年09月16日
10 徳島県 剣山 69.0 1970年08月21日
となっております〔気象庁〕。新幹線を上まわる速さですね。
こうしてみると、上には上がありますが、
- 上位はいずれも40~50年前の記録ですから、近年20~30年に限れば今回の石垣島の71m/sは日本最大でしょう。
- 私はこれを今回経験したのですが、停電の中、ものすごい風切り音が鳴り渡り、まさに恐怖の一夜でしたが、明るくなってから雨はないものの暴風の中を撮影に出かけたのは無謀でしたかね(笑)。
- また上記記事でご紹介の通り、車が1台横転しているのを見て驚いた経験がありますが、今回は車の横転・反転はざらにみられ、ブリキ製の小屋が吹っ飛び、陸上の船は言うに及ばず水上の船さえ傾き、いたるところで倒木が走行を邪魔し、農作物への被害は相当大きいし、しばらくは漁業もできず、日用品を運ぶ船もしばらく来ないので、やや不自由な生活が続くのでしょうか。
- こういった被害が九州地区でもあるかと思うと、どうしても気になってしまうのです。
各地の被害状況です。