カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

「修学院」は「しゅう」か「しゅ」か

2021年10月08日 08時24分29秒 | 地名

修学院(離宮など)は

しゅうがくいんりきゅう(Navi)」

しゅうがくいんりきゅう(郵便番号2018)」

しゅうがくいんえき(叡山電鉄)」

しゅうがくいんむら(かつて存在した村)」

が正しいのか

しゅがくいんりきゅう(Wikipedia)」

しゅ善寺(こちら)」「しゅ禅寺(こちら)」

はたまた 

京都のいろはのように「しゅうがくいんりきゅう」という読み方は間違いではないが、しゅがくいんりきゅう」と呼ばれることが多い

が正しいのか、ですね。

普通に考えれば

「修」:漢音では(しゅう)、呉音では(しゅ)。

呉音は主に仏教に関係することが多いので、京都市や天皇家はこれに当てはまらず「しゅう」、で仏教関係は「しゅ」。

しかし

西」:漢音では(せい)、呉音では(さい)。

呉音の「西方浄土さいほうじょうど)」と言う例があるものの、必ずしも仏教関係に限らず「関東に対して関西(かんさい」「関西大学(かんさいだいがく)」がひろく用いられ、仏教関係ではないことを強調する漢音「関西学院大学かんせいがくいんだいがく:キリスト教系)」があることを考えると、むしろ(京都のいろは)説は「本当に多いのか」と疑問にさえ思われます。

ついでに

「関西大学(かんさいろくだいがく)」の「」の範囲は、融通無碍(ゆうずうむげ)であり、「関東大学野球」のように固定(これはこれでどんなに負けても入れ替え戦がなく不条理)しておらず、関西大学野球・関西大学ソフトテニスなどいろいろです。 

さてさて、皆様はどう思われますか。


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