ある国が他国に対して「身柄の引き渡し」を要求することがあります。
国同士の「犯罪人引渡し条約」があるかどうかという前提にもよりますが、その国が国内で報道規制をしている場合、「決してそれに触れないまま都合のいい内容に仕立て上げて報道する」ことが多いものです。
「無知な国民を『教化』する」目的があるのですから、これを読んで「そうだそうだ」となるような「でっちあげ表現」にしたいものです。
正男氏遺体、北朝鮮に引き渡し マレーシアが合意:日経 2017/3/30 21:50
北朝鮮のその後の言動からして、マレーシアで犯行を巧妙に隠ぺいしようとした暗殺事件であることが明らかですが、なんとその犯罪を起こした張本人が、自ら暗殺した人の遺体引き渡しを要求するという手段に訴えました。
通常は、マレーシアが司法解剖したあと金正男の遺体を家族が引き取るものですが、北朝鮮の場合は、それが為政者なのでしょう。もちろんその他の家族が引き取り手として名乗り出ても、またまた北朝鮮による暗殺の対象となりそうなので、マレーシアとしては北朝鮮へ返還するのはやむを得ないところでしょう。
外国で犯罪を起こした場合、その外国に捜査権があるのにこれを認めないどころか、北朝鮮は自分の思い通りにならないとみるや人質外交さえ行ないました。もう行き着くところまで行ってしまい、あとは北朝鮮の崩壊を待つだけとなったようです。
私たちは、そういう貴重な瞬間を目撃するという時代を過ごしていることに、はやく気づきたいものですね。
正恩氏の失脚計画 事故装う暗殺も選択肢 朴前政権
北朝鮮、朴前大統領らに死刑宣告 金委員長の暗殺計画と主張:ロイター 2017年 06月 29日
最近笑ったことがこれでした。
マレーシアの金正男(キム・ジョンナム )暗殺を裏で仕掛け、犯行を全面的に支援していたのは明らかですね。
その後の挙動から「報道が規制されている国」以外の誰もがそう考えていますが、そういう弾圧・隠ぺい国家であるがゆえに「自分の責任を棚に上げて自分の言うことを聞かない他国の人間を威嚇」するのでしょう。
おりしも文大統領が訪米して米大統領トランプと会談する直前だったことに留意すれば、北朝鮮から韓国への「明白な威嚇」を感じてしまいます。
つまり北朝鮮の「交渉相手(いや別に何も交渉していませんが)を威嚇し、有利に物事を運ぼうとする」いつもの意図でした。
韓国も、擬似民主国家とはいえ
「一応は法的」に前大統領の朴槿恵を処遇したのですが(これさえアヤシイけれども、それは別として)、外国である北朝鮮がまったく法的根拠がないまま、ど厚かましくも「外国の朴槿恵の身柄を引き渡すよう要求」するところなど、明白に北朝鮮が「無法国家」であることを示しました。韓国でさえ非法治国家ですから、北朝鮮は中国同様の無頼国家としか言えず、開いた口がふさがらない(開いたママ)どころか、「あはれをもよほす」けふこのころでした。
2012年10月に韓国人窃盗団が長崎県対馬市の観音寺から盗み、韓国で回収された。韓国中部・端山の浮石寺が「14世紀に倭寇に略奪された」と主張し、韓国の地裁が日本への移転を禁じる仮処分を決定。同寺は16年4月に所有権を求めて提訴し、今年1月に勝訴した。坐像を管理する韓国政府は即日控訴。浮石寺への引き渡しを止めるための「強制執行停止」も地裁に申し入れ、認められた。:西日本新聞 2017/02/27(月) 10:22配信
現在同時進行していることでさえ「韓国人が判断するほとんどの事に違和感がある」のですから
「韓国人が過去について語る」ことで、信頼性があることは極めて珍しいことです。
証拠・根拠なく、ただ情緒的に何かを叫ぶというのは、韓国人によくみられる姿ですね。
「みんなが言っていることなのだから証拠など必要がない」
という言葉が、韓国の現在を物語っていて、まるで米大統領トランプみたいですね(笑)。多分ですが、無数の冤罪が生成されてきたに違いないと想像でき、だから誰も政府を信用していないのでしょう。
さてさて、皆様はどう思われますか。