ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。
中国を飛び出し留学した「新華僑」が大挙帰国の衝撃:2017/10/12 ダイヤモンド・オンライン
中国人で
海外(特にアメリカ)への留学生が留学後にアメリカに定住せずに、中国へ帰国し始めたというのです。
やはり慣れた弾圧がなつかしいのでしょうか。
そう言えば、長じてからの脱北者(北朝鮮→中国経由→韓国)は、韓国での生活になじめないようです。それは、慣れた弾圧がなつかしいことのほかに、韓国人の差別意識を感じ取ったことにも関係するようで、同族でありながら、せっかく亡命した韓国にもなじめず、かといって北朝鮮へは戻れず、悲惨な状況にあります。
こういった人びとが韓国内の地下で非合法の親北勢力と結びつくことは容易に考えられ、中国共産党が彼らを利用しようとします。
尤も、中国が発表する数値に信頼などないので、自分たちが「規制をしなければならない動機」を「かっこうをつけた作文で偽り、いじくった数値を証拠にしようとしているだけ」なので注意すべきでしょう。
普通、発表される数値に信頼性があるならば、その数値をみて全体の傾向を推定し、今後の方針を打ち出すものですが、中国ではそれだけはありません。中国が他の国と同じだと思っていると、大きく勘違いすることでしょう。
上記ニュースの「大挙帰国」に関しては、次のような見方があります。
- 中国でも、トランプ大統領になってからのアメリカでみられるような、内向きの力が働き出した(2000年以上も前から中国人は漢族以外を夷狄とみなし蔑んできたようで、内向きなのであり、これを現代の中国共産党が「奇妙な愛国心」として強要し利用してきた)。
- 中国共産党が、大量の頭脳流出に危機感を持ち始めた。
- 留学生を利用して不正蓄財を海外へ持ちだし、移住しようとする人たちが後を絶たず、それでなくてもワイロなどの非効率な社会運営をしている中国共産党が、ようやく危機に気付き始めた。←遅すぎるっちゅうの!
- アメリカなどで学んだ学生たちが中国共産党の思い通りにならずに(そもそも思い通りになると思っているほうが間違い)辟易としていたので、ちょうど経済状態も悪いことだし、ここら辺で留学制度を見直そうとし始めた。
- 中国を出て初めて中国の異様な社会システムに気がつき、海外で学んだ後で帰国しない学生が異様に増えてきたこと。
- 逆に、国費留学生を手なずけるのに成功した中国共産党が、ようやく母国に貢献させる道を見出し始めた。
- こういう時に用いるのが例の「ひずんだ愛国心」でした。なぜ「ひずんだ」としたかは、もうお分かりでしょうが、「中国共産党の敵を憎むことを強要し」、ひたすら「中国共産党が世界を支配することを世界中の人が望んでいる」と信じ込ませるからです。国費留学生と称する「金の魅力」には勝てないので、いくら中国共産党の要求があるとはいっても、できるだけ「洗脳されたように振る舞いましょう」。例の「虚虚実実のかけひき」が、中国共産党と留学生の間にも起っているとみておきましょうね。
- 「解放軍」の関係者だけが「中国人民解放軍」に解放されたいと思っているのでしょうか。そんな見え透いた「はったり・ウソ八百」は一部の「中国共産党にヨイショする愛国的な中国人」だけであり、そんなことはあり得ません。とにかく「はったり・ウソ八百」の中国人を信頼している人は、まっこと残念なことですが、世界中を見渡しても、まずいません。
さてどれが正解かわかりませんが、これだけは言えると思うのが次です。
中国を離れてつぶさに観察していると、中国の異様さに生まれて初めて気がついた。これは難民となって初めてイスラム教圏外へ移民・難民として移住し、そこで初めて異教徒と知り合ったのに、どこか似ていますね。
中国共産党が、そもそも「効果のない」国費留学生を減らし、より「監視を厳しくし始めた」ので、留学後に中国へ帰り始めたのではないか。
中国人も含めて、多くの人たちが
「中国共産党が崩壊すれば、もっとひどい独裁政権が誕生」
「ならば中国共産党に今のまま恐怖の独裁を演じさせよう」
と思い始めたのでしょう。
ウクライナ領クリミア半島を武力併合した独裁国家ロシア、台湾をいつか武力併合しようと狙っている独裁国家中国、などの独裁国家に信頼を寄せている人は、世界中を探してもいないのでした(笑)。
中国が国費留学生としてアメリカに派遣していた留学生が8万人もいて
- アメリカは天安門事件で母国を見限った学生に永住権を与えた。これは中国の人材をアメリカに取り込もうとしている。
- 中国は、貴重な人材を横取りされた、ととらえ、これではいけないと国費留学生を減らしてきた。
どちらが正解なのでしょうね。
さてさて、皆様はどう思われますか。