各地から冬の便りが聞かれるようになりました。
「いやな冬場の寒さ」を予想するのですが、同時に「暖かさ」が貴重であることを実感する季節ですね。
今冬の気象庁の「1ヶ月長期予測」によれば・・・・・・年末年始の1週間には
西日本・東日本では例年より寒くなり降水量・積雪量が増え
南北(北海道や沖縄)では、例年通りか
各地のニュースを見てみましょうか。
年末寒波で大荒れ続く きょうも大雪に注意・・・・・・
強い寒気が日本列島に居座り、各地で大雪に見舞われた。群馬県みなかみ町藤原では27日一日の降雪量が80センチと、12月の観測史上1位を記録している。:news24 2017年12月28日 05:49
経験のある人なら分るのですが
「雪が降ると気温はそれほど下がらない」
「生活音が消されている静かな積雪の朝など、それほど気温が低くない」
雪が降り道路の表面が雪で覆われると、車やその他の騒音が遠くまで伝わりにくいものなんですね。
それもそのはず、物質の相が変化する場合(Wikipedia)
- 「水蒸気が、氷に変化するときには、発熱」し
- 「氷が融ける場合には熱を奪う」
生活上の経験さえあれば、納得していただけると思いますが
どちらにしても寒いことに変わりはなさそうで、その程度が少しだけ変わってくる、ということです。
英各地で大雪、交通機関混乱 空の便の欠航や遅れ相次ぐ:cnn 2017.12.11
欧州各地、大雪で影響=独300便超欠航、仏では座礁も:時事ドットコム 2017/12/11
このように12月初旬に大雪が降るのでしょうか。
そう言えば南北に細長い日本ですが、場所が違うとは言え、「最高気温-最低気温」は、12月初め頃に「40℃」を越えるようです。
これは、このころ急激に最低気温が下がるのですが、最高気温がそう下がらないことから来ています。
しかし1~2月になると、最低気温は更に下がるものの、最高気温も下がるため、その差は「40℃」ほどにはなりにくいのでしょう。
欧州では
GoogleEarthから引用
緯度が高い割に、温度がそれほど低くなく温暖であるというのが普通で、これは欧州の西を南から北へ流れる暖流のせいだとされます。
引用はこちら
しかしヨーロッパの暖流が北極に直通しているので問題が起ります。
というのは、温暖化が進み、この暖流が北極海の氷を溶かすと、暖流として南から北へ流れにくくなり、相対的に欧州の気温が下がるというものです。
ヨーロッパでは「温暖化によって寒冷化する」という説です。
日本の、この先1ヶ月の気象予報ですが・・・・・・
2018年始に南岸低気圧 都心含む関東で雪の恐れ:2017/12/29 04:14 ウェザーニュース
気象庁の1ヶ月予報通りですね。
さてさて、皆様はどう思われますか。