トランプがまたまた「解任」しました。
自身の思い込みに反することを言った人を、ことごとく「解任」する愚行をみていて、「なるほど証拠もなしに選挙不正があった」とわめく人らしい「事件」だとよく分かりました。
報告を発表せずに「トランプへ口頭報告する」ことに意味がなかったのですが、このことをトランプは理解できず、反発する人を解任したのでしょう。
ますますその度合いが激しくなる「反発⇔解任」の連鎖ですが、法を超えた「皇帝トランプ」の姿が、トランプが忌み嫌っている韓国の左翼文在寅そっくりです。
自分が忌み嫌っているサンダースなどの民主党ですが、それを極端にしたのが「自ら交渉している北朝鮮の金正恩」でした。
民主党の左派を毛嫌いしているのに、さらに左派の極にある金正恩と仲がいいのです。
トランプには、こういった「矛盾・皮肉」の指摘は通じず、「下品な笑い」だけが通じるようです。
トランプ氏、選挙に不正なしと報告発表した政府高官を解任とツイート:bbc 2020年11月18日
トランプは
「今回の米大統領選はアメリカ史上最も頑健なもので大規模な不正はなかった」という政府報告書を発表した政府高官を「きわめて不正確」な発言をしたという理由で解任するツイートをしたようです。しかし世界中の多くの人は分かっています。誰が「きわめて不正確」であるかを。
「きわめて不正確」なトランプが「きわめて不正確」な政府高官を解任したのですね。
トランプにふさわしい雑な言葉でいえば
いい加減なトランプが、法より上にあると錯覚して、反発する人を辞めさせ、周りの人間に何も言えなくさせ、それでも何かを言った人を「次々と止めさせた」
この反動が、韓国では「大統領在任中の暗殺・弾劾」、または「大統領職を退いたあと、ほぼ例外のない不幸な老後(自殺・逮捕)」に至らせていますが、アメリカではどうなるのでしょう。
のです。
もちろんこの政府高官は「確信犯」であり、トランプ人気の陰りを象徴しているよう思いました。
トランプが大統領選(2020/11/03)以降に解任した人は
-
-
- 2020/11/09 国防長官エスパーを解任(米国防長官マティスが辞任、シャナハンが代行となりトランプが2019/05/09に国防長官に指名するも2019/06/18指名を辞退、エスパーが2019/07/23就任し1年3ヵ月のできごと)
- 2020/11/17 セキュリティー長官クレブスを解任(投票の公平性をめぐって「きわめて不正確」な発言をしたとして解任)
-
となり、もう言い尽くされましたが、2週間で2人(1名解任/週のペース)です。
トランプの場合、いちいち解任の期日を明示する必要があり(今回は大統領選以降と)、いかに解任が多いかを物語っています。
さてさて、皆様はどう思われますか。