連邦議会襲撃事件(2020/1/6)
2.5年後と2年後の「元副大統領ペンス」ですが・・・・
いま明かされる、ペンスをめぐる重要事実:NewsweekJapan 2022年6月13日(月)14時00分
トランプ氏は間違っている、副大統領は選挙結果を覆せない=ペンス前米副大統領:bbc 2022年2月5日
トランプは
「ペンスが選挙人団の投票結果の認定を拒否して大統領選の敗北を覆さなければ失望する」
「ペンスはわが国と憲法を守るためになすべきことをする勇気がなかった」
チェイニー(共和党)は
「トランプは副大統領をつるせという(暴徒の)主張に肯定的な見方を示していた」
Newsweekは
「ペンスは自業自得だったかもしれない」
それぞれの立場から言っていますが
私としては、反トランプの立場から、チェイニー/Newsweekの意見に近いかも知れません。
大統領のトランプには秩序回復の役割があったけれども
州兵出動命令は、大統領ではなく副大統領によるものです。
チェイニーは連邦議会襲撃事件には触れずに
「事件当日のトランプが大統領として暴動を止めるために何もしなかったことを明らかにする」
しかしチェイニー発言にも「遅い遅すぎる」とも・・・・。
トランプが
暴徒にも何も言えず、州兵を出動させることがなかったのは、自分の意見に賛同したのにそれを否定することになるので当然であり、明らかに失態でしたが、アメリカが独裁国のようで、「意見統一社会(まるで共産社会か戦時中社会)でないと気がすまない」未熟な大統領だったのでしょうね。そんな人が再選されなかったのは「不幸中のさいわい」でしたね。
「民主主義が必然的に陥る混乱」は目指すところではなかったようです。
なるほど
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- ヒトラーが条約を無視して旧ソ連を攻めた理由もよくわかるようで、同じく
- ヒトラーが条約を無視(1941/06/22)したのと同様2022/2/24からウクライナを攻め始めたプーチンは、「古~い」体質をもろに出したのです。
当時副大統領だったペンスの言葉も、ふるっています。
「選挙結果を覆す権利など私にはなかった。大統領職はアメリカ国民のもので、アメリカ国民だけのものだ」
「正直言って、1人の人間がアメリカの大統領を選べるなどという考えほど、アメリカらしくない発想はほとんどない。憲法のもと、選挙結果を変更する権利など私にはなかった」
これだけを読むとペンスの肩をもちそうですが
しょせん、共和党政権内部での葛藤であり、ペンスは、早い目にトランプ閣僚を離れておくべきでした。それが出来なかったのは「いささかでも野心があったから」でしょうね。
ペンスとしては
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- 普段は大統領トランプの権限を越えられない運命
- 選挙結果をくつがえせないと見るや、豹変してトランプが「副大統領にはその権限がある」
こうすれば、バイデンのマイナスよりも、より激しく深い、いびつなトランプを伝えることが出来そうでした。
米共和党のトランプといい、韓国左翼の文在寅といい
ぎりぎりで自派の挑戦が失敗したとは、右翼(米国)と左翼(韓国)の差はあれど、共通しています。
こちらによると、ペンスは
一方的に選挙結果の認定を阻止する権限は憲法に無いとしてトランプの要請を断ったらしい。
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- トランプの大統領退任式欠席(非出席)
- バイデンの大統領就任式には出席
バイデンの就任宣誓が終わって議事堂を去る際は後任の副大統領となるハリスが見送ったとのこと。
さてさて、皆様はどう思われますか。