ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。
トランプの移民政策で、大いにもめています。
米中の報復関税合戦もまた、おさまりません。今まで、北朝鮮の後ろには中国やロシアがいたと見られていましたが、直接の米朝会談が行なわれ、中国もこれに賛成していました。
しかしトランプとしては「直接北朝鮮と会談できたことで中国を心配しなくてもよくなり」、安心して中国を非難し始めました。
たしかに2018/06/12にシンガポールで開催された「米朝会談」以降、米中貿易戦争が激化したようです。
一方でトランプは、習近平を褒め称えることを忘れてはいません。
さらにトランプはプーチンとの会談も、予定しているようです。
このように
玉虫色の、意味のない会談だったように見られている米朝会談でしたが、トランプの狙いは、北朝鮮を利用して、その後ろ盾である中国を狙い撃ちにし、あわよくばロシアとの関係も良くしたいと考えているようです。
トランプは、日本人が北朝鮮のミサイルを心配しなくて平和が訪れたとし、北朝鮮は、自分が起こした訓練させているのに、それをすっかり忘れ、「まだ日本がミサイル警戒訓練をしている」と非難しています。非難すべきは、北朝鮮の挑発行動なのに。
米朝会談後の対中貿易戦争の証拠として、最近の関税報復合戦があげられます。
順序は確かではありませんが、だいたい次のようになっていたはずです。
- アメリカの貿易赤字も相当額になり、特に対中赤字は年間約40兆円。
- 米国があらゆる国に対して、鉄鋼などに最大25%の関税を課す、と発表。
- これに対して中国は躊躇なく報復し、米製豚肉などに同じ25%の関税を課しました。中国は米国の対中赤字に触れず貿易赤字を甘受すべきとの姿勢。
- しかし現状を維持すべきだという中国が、南沙諸島で埋立て・軍事基地化を進め、現状を破棄しています。この二重舌をどうするかでしょうが、そんな矛盾など平気の平左なのが中国共産党の矜恃(きょうじ)。
- これに対して米国は、中国に対して「知的財産権の侵害」を含めて電子機器などに25%の関税を課したようです。
- もちろん中国は自分の「知的財産権の侵害」に触れることはなく、米産の大豆や自動車に25%の関税を課します。
- 米中政府間の高官会議がもたれますが、ここで中国が狡猾(こうかつ)に「米製農産物の輸入提案」をしますが、それは読み筋ばかりと米国が拒否。提案に乗ると見ていた中国共産党は大あわてですが、あわてたところを見せないのも正調中国節。
- 米国は中国に対して、新しい制裁を7月6日に出すとしております。
これが現在のところの米中関係だと思います。
米朝会談のあと突然、貿易面で中国攻撃を始めましたが、貿易戦争は双方の製造業に悪影響を与えるでしょう。
しかし、そもそものアメリカの対中赤字がなくならない限りこの問題は解決しないでしょうが、「中国が米の貿易赤字解消」を拒否しているのが、現状です。
アメリカへ入国する人が増えて、いいも悪いもそれによって限りなく力強くなっていったアメリカですが、その移民を制限し、アメリカの寛大さがなくなりつつある現在、決して「先に明るさが見えている」とは言えません。
さてさて、皆様はどう思われますか。