いよいよ2014FIFA_WC(ブラジル)が始まりました。
オリンピック競技のテレビ中継では、日本代表が出場しない試合をみることは極めて少ないのですが、サッカーでは全ての試合を、一部録画とはいえ、生中継で放送しています。これが大きい違いですね。
日本では、多くを公共放送のNHKが、一部(例えば開幕戦など)を民放が、担当して放送しています。
試合数
出場32チームが4チームごとの8グループに分かれて、予選リーグ(総当たり)を戦い、上位2チーム、すなわち半分の16チームが決勝トーナメントへ出場し、あとは1回負けたら終わりの高校野球の仕組みと同じで、3位決定戦がこれに加わります。
予選リーグ:
1チーム3試合×4チーム/2=6試合で、全部では6×8=48試合が行なわれます。
決勝トーナメント:
16チームが勝ち抜く時の試合数は、例によって優勝1チームだけが負けないでその他は必ず1敗するので(16-1=)15試合があり、さらに特別に3位決定の1試合があり、結局(15+1=)16試合に。
ということで大会の全体では 48+16=64 試合が行なわれるといわけです。
開幕戦の結果
御存知の通り、開幕戦は、ブラジル3-1クロアチア となりました。
私の印象では、大きく分けて
- 体がぶつかり合うサッカー
- 審判をごまかすサッカー
があり、開幕戦はこの両者の戦いとなったようで、ヨーロッパやアフリカは前者、中南米は後者であることが比較的多いようで、ブラジルは巧みにPKを得たようです。
私の個人的な好みとしては、審判を味方にする技術とはいえ、「相手の体が自分の体に触れて、なおかつ、そこで倒れたらPKが得られる」という判断力が発達した中南米のサッカーには幻滅します(笑)。
あきらかに審判をごまかそうとするシミュレーションという罰則が生まれたけれども、より一層、審判をだます技術は向上しているようです。
ひょっとしたら
- 審判がPKと宣言せざるを得ないシミュレーションの巧みさ
- 試合をおもしろくするために生まれたオフサイド罰則を利用して相手をひっかける巧みさ〔ホッケーでは相手ゴール近くのアタッキングゾーン以外では罰則がない〕
が原因でサッカー熱が冷めていくのではないか、と思われます。
クロアチア側は強硬に抗議しておりましたが、この巧みさが今回のネイマールのPKにつながったのでしょうか。
さて次は日曜日午前中の日本×コートジボアール戦ですね。