出演:チョン・ジェヨン、シン・ハギュン
カン・ヘジョン、イム・ハリョン
ソ・ジェギョン、リュ・ドグァン
監督:パク・クァンヒョン
音楽:久石譲
2005年
韓国公式HP→ここだよん
日本公式→ここだよ
時は朝鮮戦争。
敵対する3組の兵士たちが偶然に出会う。
その村はトンマッコル。
人々が自然とともに暮らし、笑顔を絶やさずに暮らすこの村は
子供のように純粋な村と言う意味を持つ。
戦っていた兵士達が村人と交流をしていく中で
人間本来の心を取り戻していく・・・
去年、韓国でとても話題になっていた作品だったので
是非見たいと思っていました。
なんせ「800万人が泣いて笑った」らしいからね。
途中まではすごく良かったんですよ。本当に。
それぞれの兵士達がトンマッコルへ来て、村人達と触れ合い、
兵士達の心が解けていくまでは。
映像もきれいだし、ファンタジーの要素やコメディの要素も
あり、とても楽しめました。
村人達は銃も手榴弾も知らないので、それらを見ても
「怖い」という気持ちがないんです。
北と南の兵士が村人を間に挟んで銃を向け合っていても
それが怖いものだと思わないから、子供はトイレに行くわ、
蜂の様子を見に行く者はいるわ、おかまいなし。
手榴弾が爆発しそうになっても、伏せるのは彼らだけで
村人は知らんふり![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
そこから始まる村人との交流までは良かったのですが、
ラストに向かってだんだんそれまでの話とは違ってくるんです。
ファンタジーと温かい雰囲気でラストまでいくのかと思いきや
ラストは悲しい結末が待っています。
ちょっとそれが残念な感じがしましたね。
あとカン・ヘジョンがこの作品で賞を取っていますが、
私は彼女の存在はあまり際立っていなかったと思います。
でもチョン・ジェヨンは勿論の事、シン・ハギュンは良かったです。
北と南で対立する形の時はまるで「JSA」の時のようでしたが
(あの時は北の兵士だったけど)
あの頃よりも貫禄が出て、素晴らしい役者さんだと思います。
あと音楽が久石譲さんなので、始めのファンタジー系の部分は
まるでジブリ映画が実写になったかのような雰囲気でした。
山の中にあるお地蔵さんみたいなやつとか、ポップコーンが
降ってきたりする場面はとてもいいシーンでした。
でも期待していたような感じじゃなくやっぱり
朝鮮戦争が時代背景ということもあり、そっちの方に向かって
話がいってしまったので、やっぱり残念な気がしました。
戦争とファンタジーは対極の所にあるものであって、
1本の映画の中に詰め込むのは少々無理があるので、
どっちもが中途半端に終わってしまうような気がしました。
カン・ヘジョン、イム・ハリョン
ソ・ジェギョン、リュ・ドグァン
監督:パク・クァンヒョン
音楽:久石譲
2005年
韓国公式HP→ここだよん
日本公式→ここだよ
時は朝鮮戦争。
敵対する3組の兵士たちが偶然に出会う。
その村はトンマッコル。
人々が自然とともに暮らし、笑顔を絶やさずに暮らすこの村は
子供のように純粋な村と言う意味を持つ。
戦っていた兵士達が村人と交流をしていく中で
人間本来の心を取り戻していく・・・
去年、韓国でとても話題になっていた作品だったので
是非見たいと思っていました。
なんせ「800万人が泣いて笑った」らしいからね。
途中まではすごく良かったんですよ。本当に。
それぞれの兵士達がトンマッコルへ来て、村人達と触れ合い、
兵士達の心が解けていくまでは。
映像もきれいだし、ファンタジーの要素やコメディの要素も
あり、とても楽しめました。
村人達は銃も手榴弾も知らないので、それらを見ても
「怖い」という気持ちがないんです。
北と南の兵士が村人を間に挟んで銃を向け合っていても
それが怖いものだと思わないから、子供はトイレに行くわ、
蜂の様子を見に行く者はいるわ、おかまいなし。
手榴弾が爆発しそうになっても、伏せるのは彼らだけで
村人は知らんふり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_acha.gif)
そこから始まる村人との交流までは良かったのですが、
ラストに向かってだんだんそれまでの話とは違ってくるんです。
ファンタジーと温かい雰囲気でラストまでいくのかと思いきや
ラストは悲しい結末が待っています。
ちょっとそれが残念な感じがしましたね。
あとカン・ヘジョンがこの作品で賞を取っていますが、
私は彼女の存在はあまり際立っていなかったと思います。
でもチョン・ジェヨンは勿論の事、シン・ハギュンは良かったです。
北と南で対立する形の時はまるで「JSA」の時のようでしたが
(あの時は北の兵士だったけど)
あの頃よりも貫禄が出て、素晴らしい役者さんだと思います。
あと音楽が久石譲さんなので、始めのファンタジー系の部分は
まるでジブリ映画が実写になったかのような雰囲気でした。
山の中にあるお地蔵さんみたいなやつとか、ポップコーンが
降ってきたりする場面はとてもいいシーンでした。
でも期待していたような感じじゃなくやっぱり
朝鮮戦争が時代背景ということもあり、そっちの方に向かって
話がいってしまったので、やっぱり残念な気がしました。
戦争とファンタジーは対極の所にあるものであって、
1本の映画の中に詰め込むのは少々無理があるので、
どっちもが中途半端に終わってしまうような気がしました。