毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

『デュエリスト』

2006-05-06 20:12:46 | MOVIE
出演:ハ・ジウォン カン・ドンウォン
    アン・ソンギ
監督:イ・ミョンセ
2005年
日本公式HP → ここですよ
goo「デュエリスト」特集ページ →ここですよ

 時は朝鮮王朝。世間を騒がす偽金事件を捜査するため、人々で賑わう市場に潜入した女刑事ナムスンは、
仮面の男の華麗な剣の舞に目を奪われる。次の瞬間、小さな金の仏像の受け渡しをしていた男たちが斬り捨てられる。
犯人は仮面の男だ。ナムスンは男を追って剣を交えるが取り逃がしてしまう。
残されたのは、仏像に隠されていた偽金用の鋳型と、割れた仮面から覗く哀愁を帯びた眼差しの面影。
それが刺客「悲しい目」との出会いだった。
~goo映画より~

 朝の8チャンの情報番組で、おすぎがこの作品のことを「見なくていい」と
毒舌を吐いていたのを見たにも係わらず、見てきました

 う~ん・・・
確かにこの作品について、ストーリーに関しては話す事は何もありません。
結構つっこみ所がありました。

それなら映像美について。
確かに色彩美、赤、黒、白のような色が印象的に使われていて、キレイでしたが
色彩美だけで言うならもっと美しい作品(例えば『Hero』とか)があると思います。
あとスローモーションがふんだんに使われていましたが、結構多用されていて
これもう~ん・・・?と言う感じです。

 キャラクター設定については、1番はアン刑事が最高でしたね
さすが国民俳優、アン・ソンギ先生。
唯一見ていて安心できるキャラでした。ユーモアありそして締めるところはきっちり
しめてくれる役であり俳優さんでした。
 次に“悲しい目”、カン・ドンウォン。
最初のお面の目の所だけが切れて落ちて彼の目が見えるシーンは
美しかったですね
あと彼は手足が長いので立ち回りのシーンでも刀を持って手を伸ばすと
一層長く見えてキレイでした。
あまりセリフがなかったのも良かったと思います。
 最後にナムスン。
彼女、ダメでした~
あのキャラクター設定はあれで良かったのでしょうか?
それともハ・ジウォンの演技力の問題でしょうか?
あの男勝り風な中途半端な雰囲気。
すぐに口を歪ませてヘンっていう表情をするのもなんだかなぁ~
私だけかもしれませんが、彼女の持つ雰囲気は“ヘンッ”とする表情にも
可愛げが全く無く、いけずな感じがするんですよね。

 
 雪の降る中、長官の逮捕に向かうシーンなんかはまるで忠臣蔵の討ち入りを
見ているかのようでした。
しかも日本の剣に「夏草や兵どもが夢の後」と印されていたりする所にも
???と思ってしまいました。

 
 なんてちょっと気になる部分もありながらまぁ結局の所、
カン・ドンウォンを見るためだけに
行くのならばOKでしょう

 そういう私も実はそれだけのための理由で見てきました・・・・・・