封じられた弓

昇段によって解禁された試合の、２つ目の大会に参加しました。

当然、コチラも竹弓限定
そして・・・。
竹弓の落とし穴に、またしてもハマってしまいました。

練習では、そこそこ中るようになってきてて。
でも、丁寧かつ深みを持たせて引いたときは真っすぐ飛ばず、
お遊び気分で軽～く流すように引くと、矢が伸びる。
真剣にやると崩れて、テキトーだと中る。
なんでー？

過程と結果のギャップが埋まらないまま、迎えた当日。
全国につながる大会特有の緊張感に包まれて、スイッチが入った。
身体を使って大きく引き、会でしっかり狙い込む。
ためこまれた力を、離れで一気に解放する。

おそらく、カーボン弓では会心の射だったと思うけど。
・・・マイ竹弓では、ダメなバージョン。
完全に 「テキトーに引く」 ことが頭から抜け落ちてました。


１週間前、竹弓オンリーで練習するよう勧められたけど、
「こんなチャラい射ばかりしてたら、自分がダメになっちゃう！」 と断固拒否。
選手である以上、主戦場の練習を優先しよう！と、両立してきましたが。
それが正解だったのか失敗だったのか、悩ましい限り・・・。

頑張ることを封じられた弓。
来年までに、向き合い方を身につけたいと思います。