嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

最後の水を欲しがって叫べ

2006年08月24日 01時27分56秒 | 駄文(詩とは呼べない)
水を、欲している

誰からも望まれることのない、最後の暗闇で
宇宙が自殺する、最初の鼓動の中で
水を、水だけを、肉体が欲している

カラカラに乾いていく宇宙の皮膚を感じながら
誰も居ない宇宙の中で
水を、欲しがっている

水、水だけがあれば
僕の身体は
何かで満ちていく

だけど何も繋がらない
誰の声も聞こえない

何も同じだとわからない
何もかもが同じで
何もかもが遠いから
何かが同じだと気付くことは出来ない

その中で、宇宙を満たしてくれる
一雫の水を求めて

呼吸が声に変わることがあるのなら
僕は、光を超えて 限界を叫ぶ

誰かが居ても
誰も居なくても
その先に、何かあるって気がして
僕は、世界を叫ぶ

水をくれ、と。

心が壊れていく
乾いた何かが砕けていく
僕は体から形を失っていく

永い夜も、冷たい朝も来ない 太陽の光を浴びて
僕は、水を求めて泣く
ただそこに、自分が居ることを祈って。

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