6番ニ短調 HWV 367a
サーストン・ダートがこの曲を分割して、別の曲の楽章を持ってきて張り合わせ、2曲にして、フィッツウィリアムソナタの2番と3番にしているが、これはまったく根拠がない、と有田の解説(木管のためのソナタ全集)。でも7楽章で長い。難易度は4〜5。ただし、これは3楽章Prestoが難しいのであって、これを抜かせば難易度3。7楽章もあるし、こういうのはバロック時代から、適当に省略して演奏されたのではないか?そうだとすれば、3楽章Prestoを抜かすのだって、べつに非難にはあたらないのではないか?Vivace-Prestoと一応速い楽章が続いているし。2楽章Vivace ときどきバロック時代の曲でこういうの(3/2でシンコペーションだらけ)がある。だれかが、片足(義足)の海賊が、どたばた踊っている曲、と言ったのが忘れられない。
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サーストン・ダートがこの曲を分割して、別の曲の楽章を持ってきて張り合わせ、2曲にして、フィッツウィリアムソナタの2番と3番にしているが、これはまったく根拠がない、と有田の解説(木管のためのソナタ全集)。でも7楽章で長い。難易度は4〜5。ただし、これは3楽章Prestoが難しいのであって、これを抜かせば難易度3。7楽章もあるし、こういうのはバロック時代から、適当に省略して演奏されたのではないか?そうだとすれば、3楽章Prestoを抜かすのだって、べつに非難にはあたらないのではないか?Vivace-Prestoと一応速い楽章が続いているし。2楽章Vivace ときどきバロック時代の曲でこういうの(3/2でシンコペーションだらけ)がある。だれかが、片足(義足)の海賊が、どたばた踊っている曲、と言ったのが忘れられない。
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図書館の内容紹介に「前代未聞の注付き小説」とあるのだが、全体としてすべて注釈のような構造?になっていて、それに注釈が入れ子?のようになっているのが良いのだ。
中身はたいしたことない。ちょっと前(1997初版いや再版?)のアメリカの風俗がわかるのかなあ。
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難易度3。この曲は急緩急の3楽章。1楽章これも終わりかけのあたり、定番のヘミオラがある。3楽章Allegro(ジーグ)が通奏低音を酷使している。13、14、32、33小節のたて線はオリジナルかな?アクセントというか、デタッシュというか、短めの音で踏み締めるように音で。この曲をMIDIにしたのが、FMIDICLAにあって、傑作。どうやってああいうアーティキレーションを作るんだろう。
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ブラームス
交響曲第3番へ長調作品90
古巣のアマチュアオーケストラと、地元のオーケストラでやったことがある。いつのことだったか。
難しい。難しいが、他の3曲と同じレベルという感じ。3番が一番難しくて、なかには「アマチュアの手には負えない」というようなことが言われているようだが、それほどでもなく感じる。でもコンミスはやっぱり次元の違う難しさ、と感じていたようだ。ま、僕の場合、チェロだけ、それも譜面面(づら)がそれらしく聞こえるように弾けるかどうかだけしか考えてないけれど。
何年か前に、別のオーケストラで弾いていたときのことだが、1楽章の冒頭、こういうのは書いてなくてもディヴィジで弾くもんだと 思っていたら、そこのトップが弾いて聞かせながら、ブラームスはディヴィジのこういうクリアな音ではなくて、こっちの、重音のくすんだ音をイメージしていたのではないだろうか?というのだ。確かにそんな感じがして、感心したのだった。
→チェロのレパートリー
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4番へ長調 HWV 369
難易度3。この曲は通奏低音は比較的易しいが、4楽章のAllegro(書いてないけどジーグ)は、やはり難しいか。1楽章のLarghettoは例によって、良くわからない。ただカラオケを手に入れてから、少し感じがわかってきた気がする。ヘンデルの緩徐楽章は和声が鳴ってないとわからないらしい。ぜひ伴奏者を見つけよう。チェンバロでなくても、電子楽器でも良いと思う。オルガンの音色が一番あっていると思う。どこかにリードオルガン(昔の小学校にあったやつね。)落ちてないかな?意外と通奏低音に良い、と確信しているのだが。
3楽章alla Siciliana はいかにもと言う、単純な作りなのだが美しい。
ブリュッヘンの木管のためのソナタ集(全集?)にリコーダーソナタ(ソロソナタ?)の中で一番易しい、と書いてあるのだが、本当かね?イ短調やト短調なども同じくらいで、どれもたまに楽譜を取り出して十分楽しめる、人前に出すなら、ある程度まじめに練習しなければできない、と言う難しさだと思うのだが。
この曲はヘンデル自身がオルガン協奏曲に編曲している。同じ調性のOp.4の5。どうもオルガンパートはほとんどまったくこのリコーダーと通奏低音らしく、写譜屋にリコーダーソナタの楽譜をそのまま渡して、オーケストラパートだけ書き加えたのだろうと言う話だ。ヘンデルらしい!
そのオルガン協奏曲を出版したのが、リコーダーソナタを含むソロソナタ集Op.1を海賊版で出版したウォルシュ Walshだ。ご丁寧に「6曲の協奏曲をヘンデル氏の草稿に基づいて、ヘンデル氏自身の校訂を経て、目下印刷中であるから、作曲者のあずかり知らぬいかがわしい楽譜に注意するように」というような広告を出したのが残っているというのが笑える。
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昨日の演奏会は今度定期でやる曲なのだ。楽しみにしていて、楽しく聴いてきた。
いやー、すばらしくてねえ。演奏もすばらしいし、席が良くて先生が取ってくれた席で、本当にいい音だった。ヴァイオリンもすばらしくて感心した。こんなこと書いて良いのかなあ(シロートのたわごとです)コバケンの指揮はきらいだ。音楽はすばらしかったのだから、つまり指揮の立ち居振る舞いがきらいという意味だ。動きがうるさすぎる。はっきりいって僕には指揮(あるいはつまりリハーサルを通じて作りあげたもの)がすばらしくて音楽がすばらしかったのか、指揮はひどいのだが、それに怒ってあるいは関係なく奏者がすばらしい音楽を作り出したのか、まったくわからない。(岩城宏之だって、1回や2回聴いたんじゃわからないと書いていた。)聴いていて指揮がうるさかった。すごーく盛り上がるところで、指揮なんかしちゃあいねえ。ただ身体を広げて停まっている。そこは邪魔でなくて良かった。昔テレビで見たのだが、彼は指揮棒にこだわりがあって、なんだかいろいろ工作した棒だそうで、でかすぎる。あれは指揮のためじゃなくてお客に見せるためものものじゃねーのか。ヴァイオリンのアンコールの時に2ndVnの女の子(失礼!)の椅子に割り込んで座って聴いてやがっていて、エロじじいそのものだなあ。
アンコールと言えば、別のなんだかの演奏会でも同じようにしていたそうだが、アンコールを別に用意するのではなくて、もう一度最後の1分30秒ほどをと言って4楽章の最後をやったのはすごく良かった。ヴァイオリンのアンコールもすばらしかったのだが、でもチャイコフスキーの雰囲気を少しこわしてしまったかもしれないと思う。同じ曲をくり返したのは雰囲気をそこねず、しかもプロだからねえ、とてもよかった。われわれアマチュアはやるべきではない。失敗したことを取り返そうと思っても失敗をくり返すだけだし、もしとてもうまくいったのなら、今度もうまくいくとは思えない。(^^;)
そういうわけで、アンコールをどうするかということも含めてそれは指揮者が作ったものなのだろう。だからこの演奏会がすばらしかったのだから、結局コバケンがよかったと僕は感じているのかもしれない。好き勝手なことを書いているなあ。シロートのたわごとと笑って許してください。
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3番ハ長調 HWV 365
もうずいぶん昔、所属する市民オーケストラの団内アンサンブル大会で吹いたことがある。そういえば、たしか傷もたくさんあったと思うのだが、何十年も経つとそういうことはすっかり忘れ、割と評判が良かったことだけ憶えている。年を取ることはすばらしい。(^^;)
1楽章Larghetto、4楽章Tempo di Gavotta、5楽章Allegro(メヌエット?)などとても美しい。2楽章も良い。3楽章はヘンデルらしいのか、良くわからない。ぼくは気が合わない。全体として、ヘンデルのリコーダーソナタのなかでも一番の傑作だと思う。ともかく1楽章のドーミソシド、と吹いただけで、なんて単純で、美しい旋律だろう、と思ってしまう。難易度3〜4。通奏低音は2、5楽章が難しい。難易度4。
この曲は特に、絶対リコーダーの物で、フルートで吹かれることも多い(ベーレンライターの11のフルートソナタにも載っていて、これは同じハ長調)けれど、リコーダーの方が絶対良い。
4楽章Tempo di Gavottaは、よく出回っている「四つのソナタ」と全集とで、繰り返しが違うのでちょっと注意。
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死んだ叔父は18時に寝ていたそうだ。そして4時前に我慢できずに起きて、自分は脳梗塞で降りられないからと言って孫に新聞持ってきてくれと頼むのだそうだ。なんて迷惑なやつ。(死んだのに。失礼!)そうはなりたくない。
そういえばもう少し遠い親戚のじーさんも18時に寝ていたそうだ。こちらも4時くらいに起き出して、畑仕事をしたり、家族の味噌汁作ったりしていたそうだ。早寝早起きは家系なんだなあ。百姓(差別用語!でもatokは変換するぞ、どういうことだ。変なそんたくをして変換させない熟語もあるのに)と言うべきか。
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写真は毎朝食べるもち。中身が出てしまうまで焼かないと気が済まない。普通の感覚でちょうどいい焼き方ではダメで「やく?」「やく?」と疑問形でもっと焼けと要求する。自閉症だなあ。
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2番イ短調。HWV 362
ヘンデルらしい、おおらかな曲でなかなか良い。これもオーソドックスな緩急緩急の4楽章。1楽章が特に美しい。難易度3。通奏低音の難易度4(2楽章がとても速い動き。これは鈴木秀美のまねして一つとばしでやるといい。ただし4楽章はかけあいなのでこの技は使えない。)。1楽章Larghetto、この曲では付点音符は3連譜と合わせること。この曲の3楽章Adagioはメロディックで変奏もいろいろ考えられる。
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