せろふえ

チェロとリコーダー
自閉症の娘
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とっちらかっているので、気になるカテゴリーやリンクを

今日も妻のくつ下は、片方ない。劔樹人

2019年07月07日 | 漫画
サブタイトル:妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました

  おもしろかったが、なぜこれを図書館に入れる?他にも入れなきゃいけない漫画はたくさんあるだろう。絵は下手だが不快ではない。

タンポポの綿毛 藤森照信

2019年07月06日 | 
 とってもおもしろかった。何カ所も爆笑したのだが、でも、田舎育ちでもない、男の子でもない妻は全然感じないようなのだった。
 そうは言っても僕はサンショウウオは見たことないし、ましてや躍り食いしたこともない。蜂の子も食ったことはない。でも蛙で遊んだこどもの頃をちょっと思い出した。

テレマン ファゴットソナタ(リコーダーソナタ) ヘ短調 をチェロで

2019年07月05日 | チェロ
テレマン,ゲオルク・フィリップ Telemann, Georg Philipp(1681-1767)
ファゴットソナタ(リコーダーソナタ) ヘ短調
 リコーダー奏者にとってはとても有名な4つのソナタの3番目 「忠実な音楽の師」にファゴットソナタとして収録されているが、テレマン自身リコーダーでも吹ける、としている。どうも当時あるいはテレマンが、リコーダーとファゴットは同じようなもんだ、と思っていたらしく、この曲以外にも、これも有名なトラベルソ2本、リコーダー、通奏低音の4重奏曲(ターフェルムジーク第2集)のリコーダーもファゴットでもと書いてある。ほかにもあったような気がするが、おぼえてない。
 ファゴットソナタだったら、チェロでも弾けるんじゃないかと思ってリコーダー用の楽譜を見て、弾こうとしたが、ト音記号を2オクターブ下げて弾くの難しい。ヘ音記号だと思って弾くと1オクターブと6度下げることになって、シャープを4つ付けて、と言うことはおお、シャープが全部消えて、イ短調だ。こちらの方が易しい。また音もこちらの方がチェロの響きにあっているんじゃないか。ヘ短調の響きがない?そうねえ、でも弦楽器だから元々それ程、ヘ短調だからと言って、暗い響きでもないし・・・。最高音はh(第一弦の1オクターブ上の更に2度上)になる。一度だけだし、それ程難しくない。むしろ速いパッセージが難しい。通奏低音のほうがそのまま楽譜を見て弾くことはできないね。全体的に難易度4か。 

 もちろんヘ音記号の楽譜も簡単に手に入る。その方がもちろん正当なやり方だ。あわせてみたい。
2002.7.13 2021.2追記


庭に猫が来た。

2019年07月05日 | 日記

 こんなに毎日毎日雨の年は珍しい。梅雨らしい、とは思わない。梅雨って案外雨ばかり降ってはいないと思う。それでなくても草ぼうぼうでどうしようもないのだが、ほんとうにどうしようもない。
 ふと外を見ると猫がいる。ときどき庭に猫が来た形跡があるらしい。屋根の下が良いのかもしれない。1mもないのに、気づかないようだ。音を立てて振り向かせたが、ガラスの反射のせいだろうか、警戒するも見えないらしくこっちをむいた写真が撮れた。なかなか美錨だなあ。

ドキュメント高校中退 サブタイトル:いま、貧困がうまれる場所 青砥恭

2019年07月04日 | 
 図書館で偶然見かけて手に取った。高校中退者にていねいに聞き取り調査をし、データを処理し、そこから高校中退が貧困とその再生産の問題だと言うこと、政治の問題だと言うことを明らかにしている。
 今の政治状況はこれをさらにひどい状況にしつつあると思う。

ピアニストだって冒険する 中村紘子

2019年07月03日 | 
 実は岩城宏之もそうだが、中村紘子も実演を聴いたことがない、すみません。だからその音楽がどれだけすばらしいのか、あるいはたいしたことないのか、わからないのだ、すみません。彼らのどちらも書いたものがすばらしいく、気が合うので読んで楽しんでいる。まあそれでいいじゃないか。ずいぶん昔「パイプのけむり」を読んで、団伊玖磨?なんてつまらないことを書く奴だとあきれかえった(すみません、シロートのたわごとです)のだが、岩城宏之が、団伊玖磨がきらいらしいこと、「楽譜の風景」で完膚なきほどにやっつけている(わけじゃなくて体験(事実)を書いているだけなのだが)のを読んで、うれしくなってしまうのだ。(こころ狭い奴ですみません。)
 国宝級の白磁をじかに触れた体験が書いてあって、僕にとっても白磁なんて写真とか、せいぜい博物館でテグスかなんかでしばりつけられている姿で、誰だか中国人が日本のわびさび?のゆがんだ茶碗のことを、ゆがんだのしか作れないのなら技術がないのだし、わざとならいやらしいじゃなくてなんだっけな、痛烈に言っているのを思いだし、そういえば白磁は完璧(に対称)でまさに青く透けるほどに白く、冷たく死んでるなあと思うのだけれど、中村紘子が手に取ってそのうち紅く脈打つように、などと書いてある。すごい。
 思い出したのが有田正広が象牙のフルートのことを語ったことで、あれはもう40年も昔のことか、あの白いプラスチックのような象牙のフルートが、吹いていると歌口のあたりが透明になって行き、どんどん音も変わっていくのだという。


バッハ カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」

2019年07月01日 | リコーダー
バッハ、ヨハン・ゼバスチャン Bach , Johann Sebastian (1685-1750)
カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」

 実演を生でって実演が生は当たり前か、聴いた。すばらしかった。リコーダーが美しくってねえ。
 聴いたのはモダンピッチのものだったが、この曲はバッハがワイマールに行って最初に書いたカンタータらしく、IMSLPにあるマニュスクリプトはリコーダーは短三度上になっている。オルガン始めオーケストラはa=460のコーアトーンでリコーダーは低いカンマートーンのものだ。聴いたモダンピッチでは下がつかえてしまって、編曲したものだが、元のほうが下降アルペジオなど絶対前の方が良い。バッハ自身10年後に再演しているそうで、そのときは高いカンマートーンだと聞いた(ネットでは出てこない)が、編曲はバッハ自身なんだろうか?どうせこの曲をオーケストラ、声楽と演奏できる可能性は限りなく0に近いアマチュア笛吹きとしては元々のフラット2つと、シャープ1つ版と両方練習できてつまりバッハに触れることができて幸せだ。(IMSLPのスコアを見て、例の短三度上げをすればフラット2つでできる。)
 上のasまで出てくる。(写真のアリア、3小節目)編曲したものは上のfisが出てくる(膝を使うのが一般的、聴いた実演では立って吹いていたが巧みに片足立ちになり、腿をを使っていた。あれ、何人気づいたかなあ?)

「間取り」の世界地図 服部岑生

2019年07月01日 | 
 あまり良くない。視点が偏っているうえに、無知だ。
 例えば江戸時代の長屋の間取りが図になってない。調べろってんだ。関東なのだろうかごくオーソドックスな田の字型の農村の間取りすら載っていない。いくらなんでもひどすぎるだろう。京?の町家が間口が狭いのは税の基準が間口の長さで決まっていたというのは高校生でも知っていると思うのだが。金1両=4分=16朱だ。4朱で1両とか書いてある。間違っている。
 こういう無知は著者はもちろんだが、編集が悪い。ちゃんとチェックしろ。
 ただ、読んでへえと思うところもあった。僕にとっては無駄な時間ではなかった。