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菊次郎の夏 北野武

2021年01月20日 | 映画・テレビ

  菊次郎の夏を見た。図書館にあった。吾妻ひでおが良いと書いていて、あまり期待せず見た。期待しないで良かった。たいしたことない。名作を見るのは教養だ。たけしの、自分をこうやって見ていてこうして作品にする精神がすごいと思うのだが、そんなことない?
 具体的にどうとうまく書けないのだけれど、僕の感じ方では細部がいろいろデタラメで全体としてもたいしたことないと思うだけれど、良いと思う人はたくさんいるのだろう。子役が下手くそで、それはわざとそう演出しているのだと思うのだが、それも成功しているとは思えない。でもまあいいか。
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アーヤと魔女 宮崎 吾朗監督 TVアニメジブリ

2021年01月18日 | 映画・テレビ

 録画しておいたアーヤと魔女を見た。3Dアニメ。ダイアナ・ウィン・ジョーンズ原作
 佳作というべきか。3Dより普通のアニメの方が良いなあ。でも随所にいかにもジブリという感じの描写、動きがあって、それは好ましいものだ。主人公も元気な、けっして「良い子」でなくて、とても良い。
 この作品もある意味イントロで終わってしまっているような物語なのだが、それでもいいのだ。12人の魔女はどうなっているんだ、最初にちょっとだけ匂わせて、それでおしまいかよー、などと言ってもしょうがない。それは見る者にまかされているのだ。
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パラサイト 半地下の家族 ボン・ジュノ監督

2021年01月14日 | 映画・テレビ

 録画してあった「パラサイト 半地下の家族」を見た。とてもおもしろかった。おもしろかったが、なんて言うか完結したちゃんとした物語じゃないのね。後半思わぬ展開でびっくりしたが、たいていすぐれた作品の思わぬ展開は、あとから必然だった思わせるものがあるのだが、これは全然。今もなんでこうなるの?と言う印象が残っているだけだ。
 だが、おもしろかった。

 吾妻ひでおが書いているのだが、萩尾望都スティーブン・キングのことを語っていて「彼の作品には必ず謎の人物がいて、それが最後まで謎のままなんです」と言うのだ。これを読んで思わずスティーブン・キングを読んだり見たりした。
 それを思い出した。
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沈黙ーサイレンス 遠藤周作ースコセッシ

2020年11月24日 | 映画・テレビ

 映画「沈黙」を見た。心がえぐられるような作品だ。遠藤周作のキリスト教ものはほんとうにすばらしいし、この映画もすばらしい。無宗教なのに、いや、だからこそなのか、考え込んでしまう。西洋のキリスト教徒はどう、見るのだろうか?すくなくともこうして西洋人によって映画化されるのだから、普遍的な価値があるのだろう。
 このあいだ見た「野火」よりも、ずっと残酷な人間というものを、誠実と言うこと、生きると言うこと、を、答えのないことを考え込んでしまう。
 (最後の最後、原作にない、遺体にキリスト像(十字架)を握らせるのはない方が良かった。)
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野火 塚本晋也監督 大岡昇平原作

2020年11月06日 | 映画・テレビ

「野火」を見た。つらく重い。刺激度が強すぎる。グロがひどすぎると誰かが書いていたが、グロは戦争がグロいのだからそれはそれとしても、映画としてはそれを描かざるをえないと思っただろうけれど、でもねえ。レイテの自然というか熱帯というか、想像力の乏しい自分としては思いをはせることができたが、ともかく義務感で見た感じだ。
 戦争物としては、クイントイーストウッドの2部作がよかったというか、心に残る。太平洋戦争じゃないけれど、フルメタルジャケットとか、プライベートライアンが、戦争の理不尽さをうまく描いていたと思う。
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映画 山桜 篠原哲雄監督  田中麗奈 東山紀之

2020年10月22日 | 映画・テレビ
  おもしろく見たのだが、まあそれでいいのかもしれないが、いや実は全然ダメなのかもしれない。もともと原作だという藤沢周平をおもしろいと思ったことないんだよなあ。この映画も、そのストーリー全体が全然おもしろくない。なんにも感銘を受けるものがない。悪者をひとり切ったからといって、悪い藩の体質がすぐ変わるだろうか?ストーリーに底の浅さしか感じない。
 細かいことが、それこそ数限りなく気に入らない。既婚の女がお歯黒でもなく、眉も剃らず、あるいは飢えているはずの農民のほおがこけてもいず、それはしょうがないのだろう。でもねえ。
 衣装がきれいすぎる。洗濯ばさみ?が美しかったけどほんと?うそくさい。畑の土がホームセンターで買ってきた「野菜がよく育つ土」としか見えない。鍬の使い方はここでは問わない。農民の衣装もただつぎはぎにすれば貧しさを演出できると思っているふうが気に入らない。農民が田んぼのわきに墓を作るかなあ。あの立派な木を削った墓ってのは考証されているのだろうか?ひらがなで俗名を筆で書くだろうか?百姓って普段草履なんて履けたっけ?大根?が細くやせて貧相で、それだけは感心した。
 桜の花びらの着物が美しくてそのデザインのモダンなことにすごーく感心したけれど、だから、そんなの絶対なかったと思うなあ。そもそも田中麗奈がキレイでそれだけの映画だけれど、あの夫婦の人間関係がうそくさい。こんなのぜったい許されないと思う。正義のヒーローかもしれないが、それに惚れる要素が何にもない。獄に何ヶ月もつながれていてヒゲや月代をずっとキレイにしているなんてあり得ないだろう。でてくる道がすべて重機で平らにしたとしか見えない。水戸黄門だったら野道の真ん中だけ草が生えていて、なんだよ、それは日々四輪車が通ったあとじゃあねえか、と思っても水戸黄門なんだからいいけどさあ。そうだ。この映画というか原作なのか、ただの印籠をもっていない水戸黄門じゃないか。こういうヒーロー願望は地獄への道につながっていると思う
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日本のいちばん長い日 映画、新 原田眞人監督

2020年09月18日 | 映画・テレビ
 八月しか戦争というか、歴史のことを考えないというのを反省して、というわけでもないが、気になっていた「日本のいちばん長い日」を見た。よかった、と言う書き方はどうかと思うが、考え込んだ。豪華な役者が(役所広司, 本木雅弘, 松坂桃李, 堤真一, 山﨑努)すばらしくて、たしかに、こういうのを英雄視するなという意見もそう思うのだけれど、極限状態でおそらくこうだったのだろうなあと胸を打つ。
 命が軽い。
 ここにまったく描かれていない、中国東南アジアでのあれこれ、つまり多くの虐殺やらあらゆる非人間的行為、玉砕、無駄死にのことらは、この映画に登場する人物の頭にはなかった。すくなくとも現実感を持っていなかったと思う。いやもちろん、戦争を終結させようとまさに命をかけて戦った人たちを描いているわけだけれど、自分の命すらこれだけ軽いのだ。「2000万人を玉砕させれば勝てる!」と叫ぶ方も、「何百万の兵士が今でも展開しているんだ!」と国民の命(じゃなくて、所詮「国体」か。)を守ろうとした人(たち)も、のたれ死につつあるひとりひとりの一兵卒のこと、国内外の民間人のことなんか頭になかったと思う。
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リトル・フォレスト 映画

2020年09月11日 | 映画・テレビ

 リトル・フォレストの映画も見た。(日本のもの。韓国で作られたものもあるらしい。)
 こちらも映像がきれいでねえ。とてもよかった。漫画に相当忠実だ。ひっつみはひっつみじゃなくなっていた。映画の方が正しい(というか、小森?衣川?の語彙の)気がするが、よくわからない。いくつかイントネーションが気になった。東北なまりなのか?
 しつこいけれど、僕自身の問題で、ただ「良いなあ」と思えなくなっている。ここらへんの自然(というかはっきり言って雑草だな)に打ちのめされているからだ。草むしりがたいへんなんだよ。(-_-;)

 日曜に続いておとといは水曜日か、にもりっぱな茄子が7個採れた。うれしい。
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探偵はBARにいる (ネタバレちょっと)

2020年07月10日 | 映画・テレビ
 大泉洋主演の探偵映画、とのこと。アメリカのものほど刺激度が強すぎることなく、いかにもの感じで良かった。
 巨悪(ってほどでもないか)に、無力な主人公は立ち向かい(ボコボコにされたって)かっこいいのだが、それが大泉洋なんだなあ、と思ったことだ。つまりもっとかっこいいだけのユーモアのかけらもないようなヒーローがイメージなんだけど、それじゃあゴルゴ13になってしまう。今やそれは滑稽なのだろうなあ。いや、この映画だって終始かっこいいだけなんだけどね。
 小雪もいかにも裏に何かありそうな美女(小雪って魔女顔だよねと言われて納得!した)で、とても良い。

 最後、頭を打ち抜くシーンはCGなのだろうか。すばらしいと思う。
 昔、谷口ジローの探偵ものの記事を書いた。思い出して読み返したくなった。
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映画『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』チャン・フン監督

2020年06月14日 | 映画・テレビ
 ツイッターで知って、見た。とても良かった。
 韓国光州事件のこと。主人公が(たぶん)ごく普通のおじさんで、彼が巻き込まれていく感じがとても良い。ドイツ人ジャーナリストが、すこし傲慢で、すこしアジア人蔑視的に描かれていてそれもリアルだ。(そう書くことは僕の偏見だろうか?違うと思う。)
 こういうエンターテイメント(?)として語り継ぐことに大きな意味があると思う。
「当時、事件は「北朝鮮の扇動による暴動」とされたが、粘り強い真相究明の動きの結果、1997年に国の記念日となり、2001年には事件関係者を民主化有功者とする法律が制定。韓国の近代史でもっとも大きな事件の一つ、かつ韓国における民主主義の分岐点となった1987年6月の6月民主抗争の原動力となった」以上wiki
 こうして過去のことを「国」が検証したり、見直したり、できる韓国と比べ、日本はけっして見直しもせず、反省もしようとしない、と思う。とても恥ずかしいことだし、怒り狂う。
 いやごめん、日本は反省しようとしない、と書いたが、それは自公政権だけだ。民主党政権時代、反省を真摯に語ってた。
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映画 日々是好日 大森立嗣監督

2020年04月22日 | 映画・テレビ

 映画「日々是好日」を観た。大森立嗣監督 樹木希林、黒木華、多部未華子
 観ている間、たのしかったのだが、どう考えるか、考え込んでいる。いや、映画を観ると言うことは評論することではないので、ただ楽しく観れば良いのだけれど。
 ネットでいろいろな人のレビューを読んだりして、賛否どちらもどれもすべてほとんどまったく共感しないのだけれど、だから、レビューなんか読む必要ないのだ。
 原作がお茶を習っている人のエッセイだというだ、なるほど。
 茶道というものがそもそも「茶」ではなくその周辺のことなのだ。違います!茶道とはむしろ(人生の)すべてなのです!と言われるかも知れないけれど、いや、やっぱり周辺でしょう?
 映像が美しい。出演者が良くって観ているだけで良い。「形が先」というのはいかにも日本的だなあ。習い事じゃないけれど、楽器を演奏して楽しみ、少しはうまくなる努力をしている身としては部分部分で共感したり、違うと思ったり。そう、チェロがきれいだった。茶道の形の美というものを否定はしないけれど、いっぽう、僕はけっしてお茶は習わない。それから、お茶をやっている人に言われた「ただかき回して飲めば良いのよ」という言葉も信じていて、たまにはお茶を楽しんでいる。日々是好日。

 写真は昔ろくろ体験?みたいなことで作った茶碗。抹茶茶碗のつもりだったが(当然)縮み、飯茶碗として使っているもの。
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跳んで埼玉 映画

2020年02月09日 | 映画・テレビ
 跳んで埼玉 映画 
 もう地上波で放送するというので見た。うーん。なんというか、すごいというか、B級映画もきわまれりというか、、、
 最初、もう耐えられない、と思い、元気とちょーひまのあるときに、10分くらいずつ見るかなあ、などと思っていたのだが、人間の「なれ」というものは恐ろしいもので、それから、このコマーシャルの頻度!映画の中身にみあったものすごい数のCMで、だからなんども休んで、結局最後まで見てしまったよ。これが日本アカデミー賞をいくつも取る、というのもすごいことだ。豪華なキャスト。楽しんでしまった。
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アパートの鍵貸します を観た。

2019年12月13日 | 映画・テレビ
 アパートの鍵貸します を観た。おもしろかった。この年になっても題名しか知らず、やっと観て、楽しめて、ありがたいことだ。
 シャーリー・マクリーンが素朴でかわいく、田舎くさくてとても魅力的だ。(実際はなんだかあやしい神秘体験?の人らしい)
 ちょっとした細かいところとか、当時の生活の様子とかがとてもおもしろい。
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シャイニングを見た

2019年12月04日 | 映画・テレビ
映画「シャイニング」キューブリック監督 スティーブン・キング原作
 怖い。流し見した。wikiがおもしろかった。(原作と映画、キングとキューブリックの見解の相違が。)われわれ受け取る側は映画と原作は違うものだと認識して、別のものとして楽しんだり、くさしたりすればいいのだ。

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主戦場 を見てきた (川越スカラ座)

2019年08月23日 | 映画・テレビ
 話題の主戦場を川越でやるというので見てきた。おもしろかった。(前に見た「新聞記者」もとても良かった)
 杉田水脈のバカさ加減がきわだっているが、最後のほうに出てきた日本会議のなんとか(憶えてないし、調べる価値すらない)のあきれかえった発言はすごい。
 歴史的事実無視主義者の主張がきちんと取り上げられ、その根拠となる文書などを示し、きちんと反論しているほうもちゃんとと取り上げられている。
 みんな見るべきだよ。
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