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次女の修学旅行

2011年05月03日 | 自閉症
次女の修学旅行

 改めて書くと、次女はてんかん持ちの自閉症で、17歳、県立特別支援高校に通っている。診てもらった専門家は割と典型的な自閉症だと言うのだが、親から見るとそうだろうとは思うけれど、それより言語が特別未発達の知恵遅れというように感じられる。知能は低いし、あまりこだわりは強くなく、「レインマン」のような特別な能力(サヴァン症候群)はほぼないからだ。
 要介護(養育手帳Aで重度)で、家にいるときは誰か一緒にいないではいられない。生まれてからただの一度も5分以上一人にはしていないと思う。でもまあ慣れてしまった。(こだわりやパニックがひどい子は大変だと思う。)うちが特別大変な生活をしているとも思えない、ありがたいことだ。
 先週はなにしろ高校3年生相当なので、修学旅行に行って来た。沖縄に3泊で、連れて行ってもらった学校の先生はさぞかし大変だったろうと思う、感謝感激だ。
 修学旅行に行く前は、マリン体験でシュノーケリングが計画されていた。次女はてんかん持ちなので、一応医者の承諾がいるという。承諾書に名まえを書いてください、というわけで話をしたら、医者(せんせいと読む)は意外に「てんかんリスクがあるのにシュノーケリングだなんてとんでもない話だ、まったくシロートは」という感じで怒り出してしまって、まいった。まあそう言われればそうかもしれないが、たぶん水遊びの延長くらいだろうし、シロートで知らないからこそこうやって専門家の意見を聞きに来てるになあ、とは思うけれど、まあしょうがない。意外なところに意外な障害があるものだ。
 修学旅行中に何かあって、沖縄まで迎えに来いって言われたら大変だ、とちょっと恐れていたけれど、何もなく、こちらもちょっと出かけられた し、本人は楽しく過ごしていたようだ。
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スポーツとは何か 玉木正之

2011年05月01日 | 日記
「スポーツとは何か」玉木正之 講談社現代新書
 これは名著だと思う。新書とはこういう本を言うのだ。本当に「スポーツとは何か」をはじから(ギリシャローマ時代から、現代の辺境まで)考察してあり、それでいて、軽く、わかりやすく、主張があり、実に健康だ。
 アマチュアリズムはもともと差別思想である。ブルジョアが労働者を排除しようとしたのだ。(という切り口から初めて、プロのあり方や、市民がどうスポーツを遊べるようになるかについて書いてある)
 企業スポーツについての考え方(「企業のためのスポーツ」というアマチュアはほんとに不健全)
 ギャンブルについての考え方(ギャンブルそのものは悪ではない。公営ギャンブルの寺銭(ということは天下りなどの既得権益)は高すぎる)
 「記録」は現代人の迷信である(へえ!)
 高校野球に象徴される、スポーツ感、教育観、日本のメディアは時代錯誤だ。(「反社会的行為」とまで言っている。ナベツネは名指し、すごい)
 など、ここで指摘されているすべてに納得するし、その通りだと思う。
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