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ヘンデル リコーダーソナタ 4番へ長調 HWV 369

2019年07月13日 | リコーダー
ヘンデル、ゲオルク・フリードリヒ Haendel Handel,Georg Friedrich (1685-1759)
4番へ長調 HWV 369
難易度3。この曲は通奏低音は比較的易しいが、4楽章のAllegro(書いてないけどジーグ)は、やはり難しいか。1楽章のLarghettoは例によって、良くわからない。ただカラオケを手に入れてから、少し感じがわかってきた気がする。ヘンデルの緩徐楽章は和声が鳴ってないとわからないらしい。ぜひ伴奏者を見つけよう。チェンバロでなくても、電子楽器でも良いと思う。オルガンの音色が一番あっていると思う。どこかにリードオルガン(昔の小学校にあったやつね。)落ちてないかな?意外と通奏低音に良い、と確信しているのだが。
3楽章alla Siciliana はいかにもと言う、単純な作りなのだが美しい。
 ブリュッヘンの木管のためのソナタ集(全集?)にリコーダーソナタ(ソロソナタ?)の中で一番易しい、と書いてあるのだが、本当かね?イ短調やト短調なども同じくらいで、どれもたまに楽譜を取り出して十分楽しめる、人前に出すなら、ある程度まじめに練習しなければできない、と言う難しさだと思うのだが。
 この曲はヘンデル自身がオルガン協奏曲に編曲している。同じ調性のOp.4の5。どうもオルガンパートはほとんどまったくこのリコーダーと通奏低音らしく、写譜屋にリコーダーソナタの楽譜をそのまま渡して、オーケストラパートだけ書き加えたのだろうと言う話だ。ヘンデルらしい!
 そのオルガン協奏曲を出版したのが、リコーダーソナタを含むソロソナタ集Op.1を海賊版で出版したウォルシュ Walshだ。ご丁寧に「6曲の協奏曲をヘンデル氏の草稿に基づいて、ヘンデル氏自身の校訂を経て、目下印刷中であるから、作曲者のあずかり知らぬいかがわしい楽譜に注意するように」というような広告を出したのが残っているというのが笑える。

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