せろふえ

チェロとリコーダー
自閉症の娘
本と漫画 農と食 囲碁パズル
とっちらかっているので、気になるカテゴリーやリンクを

「新聞記者」を見てきた。

2019年07月13日 | 映画・テレビ
    映画「新聞記者」を見てきた。とてもよかった。というか、これがほとんど真実という今の状況に絶望的になる。選挙に行こう。そして「民主主義なんて形式だけで良いんだ」などと言わせないように、バカでも金持ちは「安定」して金持ちではなく、また、バカでも普通に頑張れば安定した生活ができる(このふたつは決して矛盾していない)ように「まともな政治」ができるように、そう切に願うのだが。

ブラームス 交響曲第3番へ長調作品90

2019年07月13日 | チェロ

ブラームス
交響曲第3番へ長調作品90
 古巣のアマチュアオーケストラと、地元のオーケストラでやったことがある。いつのことだったか。
 難しい。難しいが、他の3曲と同じレベルという感じ。3番が一番難しくて、なかには「アマチュアの手には負えない」というようなことが言われているようだが、それほどでもなく感じる。でもコンミスはやっぱり次元の違う難しさ、と感じていたようだ。ま、僕の場合、チェロだけ、それも譜面面(づら)がそれらしく聞こえるように弾けるかどうかだけしか考えてないけれど。
 何年か前に、別のオーケストラで弾いていたときのことだが、1楽章の冒頭、こういうのは書いてなくてもディヴィジで弾くもんだと 思っていたら、そこのトップが弾いて聞かせながら、ブラームスはディヴィジのこういうクリアな音ではなくて、こっちの、重音のくすんだ音をイメージしていたのではないだろうか?というのだ。確かにそんな感じがして、感心したのだった。

チェロのレパートリー

ヘンデル リコーダーソナタ 4番へ長調 HWV 369

2019年07月13日 | リコーダー
ヘンデル、ゲオルク・フリードリヒ Haendel Handel,Georg Friedrich (1685-1759)
4番へ長調 HWV 369
難易度3。この曲は通奏低音は比較的易しいが、4楽章のAllegro(書いてないけどジーグ)は、やはり難しいか。1楽章のLarghettoは例によって、良くわからない。ただカラオケを手に入れてから、少し感じがわかってきた気がする。ヘンデルの緩徐楽章は和声が鳴ってないとわからないらしい。ぜひ伴奏者を見つけよう。チェンバロでなくても、電子楽器でも良いと思う。オルガンの音色が一番あっていると思う。どこかにリードオルガン(昔の小学校にあったやつね。)落ちてないかな?意外と通奏低音に良い、と確信しているのだが。
3楽章alla Siciliana はいかにもと言う、単純な作りなのだが美しい。
 ブリュッヘンの木管のためのソナタ集(全集?)にリコーダーソナタ(ソロソナタ?)の中で一番易しい、と書いてあるのだが、本当かね?イ短調やト短調なども同じくらいで、どれもたまに楽譜を取り出して十分楽しめる、人前に出すなら、ある程度まじめに練習しなければできない、と言う難しさだと思うのだが。
 この曲はヘンデル自身がオルガン協奏曲に編曲している。同じ調性のOp.4の5。どうもオルガンパートはほとんどまったくこのリコーダーと通奏低音らしく、写譜屋にリコーダーソナタの楽譜をそのまま渡して、オーケストラパートだけ書き加えたのだろうと言う話だ。ヘンデルらしい!
 そのオルガン協奏曲を出版したのが、リコーダーソナタを含むソロソナタ集Op.1を海賊版で出版したウォルシュ Walshだ。ご丁寧に「6曲の協奏曲をヘンデル氏の草稿に基づいて、ヘンデル氏自身の校訂を経て、目下印刷中であるから、作曲者のあずかり知らぬいかがわしい楽譜に注意するように」というような広告を出したのが残っているというのが笑える。

ホームページ