せろふえ

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ナメクジ?

2021年06月30日 | 日記

 ナメクジ?と、歩いた軌跡?が見えるだろうか?
 駐車場に円というか、サークルというか閉じた輪と言うべきか、描いてある。ちょっとテカテカ光っている。どうやら雨続きで図に乗ったのかナメクジだろうかコンクリートの所に出てきてしまって、湿気を求めて動き回ったあげく命つきてしまった跡らしいのだ。

 毎日雨だ。畑がどうしようもないことになっている。元気が出ない。チェロピッコロだけは毎日フランス式ト音記号を読む練習に弾いている。難しい。ヘ音記号と同じなのに。

バロック時代のピッチについて

2021年06月29日 | 音楽
 個人的には、しょせんシロートに過ぎないが、もう半世紀もバロック音楽を聴いたり演奏したりしてきている。だから、当時のビッチが現代とは違い、それからひと言で言うのはなかなか難しいのだと知ったけれど、一般人は言うに及ばず、クラシック音楽愛好家も、あまり関心はないようだ。まあいいけど。


 当時は情報化社会ではなかったし、そもそも楽器を演奏する人々も限られていたのだから、ピッチをあわせることも仲間内だけのものだった。
 現在、一部?でバロック音楽のピッチは今より半音低いa≒415 だと思われているようだが、そうでもない。415はたしか、当時の有名なオルガンに縛り付けられていた音叉のひとつがそうだったというだけだと聞いた。
 バッハはカンタータで、415くらいと、さらに半音低いピッチが時代を経て使われ、同時にコーアトーンという現在より半音高い!ピーチを使っていたらしい。
 現在より全音低いピッチはヴェルサイユピッチと呼ばれ、ヴェルサイユ宮殿で使われ、たぶんそれがドイツに入ってきたんじゃなかろうか。当時ローマ(コレッリ)もそのくらいだったらしい。
 一方ヴィヴァルディのヴェネチア、ロンバルディア地方は440くらいのピッチだったらしい。今、ヴィヴァルディを415でやることはプロでも許されているが、それは歴史的には間違っている、というのは鈴木秀美の受け売り。
 イギリスでは現在より半音以上全音未満くらい低かったらしい。(408とか聞いたような気がするがすみません、いい加減に書いてます)
 教会のオルガンが当然、ばらばらのピッチだったらしいが、辺境の貧しい村ほど高い、それはパイプを短くして、特ににスズを節約するためだ、というのはおもしろい話だなあ。
 写真は2本ともアルトだが442と415。半音違うとこれだけ長さが違う。短ければ(音が高く)スズもずいぶん節約できるわけだ。

日本人だけが知らない日本人のうわさ 石井光太

2021年06月28日 | 
 なんだかうさんくさい本だ。ほんとうにこんなうわさがあるのかわからない。いや、たぶんあるのだろうが、どこにどの程度広まっている(いた)のか、あるいは著者の創作か。その取り上げ方、コメントに知性と品性が感じられない。なるほどと思うようなところがほとんどなかった。

異常気象で読み解く現代史 田家康

2021年06月27日 | 
「20世紀初頭から現代にかけて起きた気候変動・異常気象と、その背景に隠された人為の影響を、豊富な文献資料とデータに基づき明らかにする。」というのが図書館の紹介で、
第Ⅰ章 大平原を襲ったダストボウル――アメリカの環境破壊
第Ⅱ章 毛沢東が起こした大飢饉――大躍進政策の「三割天災、七割人災」
第Ⅲ章 「核の冬」という破局的な異常気象――米ソの軍拡競争
第Ⅳ章 平成のコメ騒動――1993年冷夏
第Ⅴ章 地球温暖化論の登場――IPCCへの長い道程
 と言う章立てでⅠ章のダストボウルのこともⅡ章の中国の大飢饉こともほとんど知らなかった。Ⅳ章の平成のコメ騒動のことはよくおぼえている。そしてⅤ章の地球温暖化のこともこういう政治的な歴史は知らなかったと言うべきだろう。そして今、このコロナ禍のことを、後になって愚かな人間の政治的問題としてとらえられるのだろうなあと、そう思いながら、読んだ。もうすこし政治がまともにならないものだろうか?まともな政府は作りようがないのだろうか。頭にくる。

散歩 蓮鉢

2021年06月26日 | 日記

 初めてじゃないだろうか、近所を散歩した。いつも自転車でぐるぐるするのだが、梅雨でずっとカバーが掛けてあり、はずして乗ってまたカバーするのがおっくうでまったく怠け者だ。
 ずっと散歩なんてする気がしなくて、犬を飼っているわけでもなく、それほど老人でもないつもりで、でも散歩もなかなか良い。速度が遅いと言うことはいろいろ見えると言うことだとあたりまえのことに感心する。
 写真はなんだかあやしい蓮の生けてある鉢が並ばっているところ。庭ではない。あやしい一角だ。なんなんだろう。
 ここ以外にもなんとなくあやしいところがたくさんあって、そうだ、キジらしい鳥が藪というか、ここらでは「やま」というのだろうか、見かけたのだのだがあれはほんとうに野生のキジなのだろうか?あやしい。

ペープシュリコーダー(と通奏低音のための)ソナタ ニ短調 作品1−2

2021年06月25日 | リコーダー

 2番はフラットなしで書いてあるがニ短調のようだ。(あるいはドリア旋法)
 1番は全然何にも感じなかったが、2番はその10倍はおもしろいなあ。3楽章は「白く」て、奏者のものだが、1,2楽章もおもしろいし、4楽章の駆け回るジーグも良い。

 1番も2番もフレーズというか小節の頭に16分音符で同じ音が続いているところがたくさんある。これはほんの少しすきまを空けてやるべきなのか、なんにも考えないで続けて吹くべきなのか迷う。基本的につまらない音楽なので(失礼!シロートのたわごと!)やり過ぎない程度にフレージングしたい気分だが。


岩垂草が花盛り

2021年06月24日 | 日記
 岩垂草が花盛りだ。
 引っ越してきたときに、庭を芝生にする気がしなくて、でも、どうせちゃんと手入れをするはずもなく、実際放りっぱなしに近いが、岩垂草というのがほったらかしで大丈夫だというので、植えたら本当に大丈夫で、庭中にはびこり、どこかに書いてあったとおりどうしようもなくなっているのだが、いや、こうして季節になるとキレイに花が咲いてうれしい。寒くなったらもうすこし刈れば、また根や茎を伸ばして花を咲かせるようだから、もう少し世話をしてやろう。こうして書けば、実際、ほんのすこし世話をすると思う。

ペープシュ リコーダー(と通奏低音のための)ソナタ ハ長調 作品1−1

2021年06月23日 | リコーダー
 なーんにも感じなかった。全然おもしろくない。なんじゃこりゃ?
 普通作品1−1と言えば出版する以上後世に残るのだ。それなりに自信のある、思い入れのある作品を世に出すんじゃないのか。ぜんぜんなんにもおもしろくないぞ。けしからん。

フルメタルジャケット キューブリック監督

2021年06月22日 | 映画・テレビ
 フルメタルジャケットを何十年かぶりに見た。今見てもなんてすごい映画だろうか。
 ベトナム戦争を描いたもので、前半は新兵訓練のこと、後半はベトナムでの実戦のことで、前後半が乖離しているように感じるが、どちらも胸をえぐられる。初めて見たときは前半であまりに魂を揺さぶられて、半ば放心状態で後半を見ていたのだと思う。あまり印象に残っていなかったが、あらためてすごいなあと思いながら見た。
 あまりおおっぴらにひとに勧められない感じがするほどひどい表現なのだが、これが戦争の真実なのだ。フルメタルジャケットという題名の意味も、口に出すのがはばかれるような、人間の非人間性を表しているように感じてしまう(ネットで調べればすぐ出てくる)が、これも人間の一面なのだと思う。

通販生活180円

2021年06月21日 | 日記
 前にも書いたけれど、通販生活がすばらしい。もちろん通販のカタログなのだが、ちがうのだ。今号は終活のことが特集されていて30ページあまりも。そして「シリーズ戦争を忘れない」はネットで見られる戦争資料。落合佳子の対談は原発裁判のこと。コロナがらみではこのむちゃくちゃな政治状況を多くの人たちがまっとうな批判をしている。これが180円!桁違いの価値があると思う。

フルートとリコーダーのための協奏曲 ホ短調 TWV51:e1

2021年06月20日 | リコーダー
 バロック時代はリコーダーから(横吹の)フルートに取って代わられる時代だ。リコーダーとトラベルソ両方を使った曲が何曲かある。この、テレマンの協奏曲、同じくテレマンの四重奏曲、クヴァンツのトリオソナタが代表だろうか。どれも名曲だ。
 この協奏曲は弦楽4部をともなうもので、ピアノ編曲かなんかを持っていないもので、あわせたことないかも。すくなくともトラベルソとあわせたことはないと思う。コンチェルトなのでアマチュアにとってはなかなか骨がある。4楽章はポーランド風というのだろうか、ドローンというか、「べーー」と鳴っているところにユニゾンからグニャグニャといかにも遊びで楽しい。

気の滅入る梅雨空

2021年06月19日 | 日記
 気が滅入っている、というほどでもないのかなあ、ちょっと鬱っぽい。雨のせいか。雨がやんでも畑はぐちゃぐちゃだし、実家の古い家の窓を開けても湿気を呼び込むだけだろう、やめた。

 湿気で楽器が鳴らないほど高級な楽器ではないので、鳴らないのは未熟だからに過ぎない。

 日本の政治はまったくあきれかえる状況なのに、身近な人たちも危機感を感じているのはほとんどいない。いや、いるのだろうが、そんなのしょうがないと思っているのだろう。僕も。

 怠け者なもんで読みかけの本を読み出しても、前に読んでいたときの自分に戻るのにたいへん時間がかかる。頭にくる。

 怠け者なのだが、じゃあ、楽器触るかと思うより前に、妻が疲れたと言って横になるという。隣で騒音を出すのを躊躇する言い訳にしてしまう。

 昨日の次女の薬はやっぱり忘れて寝たのらしい、まあいいか。

 老人ホームに入っている母に、このコロナ禍のなか、面会に行ったが、老人というか母の性格の悪い面ばかり目につく。萩尾望都の本を検索したら「母と娘はなぜこじれるのか 」斉藤環なんてのが目について、まったくなあと思う。

 緊急事態宣言を解除すれば、かならずリバウンドが来る。バッカじゃなかろうか。いや、オリンピックどころではない状況になり、しかしバカ自公政権は強行し、政権担当能力がないことが明らかになり(もともとないけど)、政権交代することになるのか。それなら明るい未来だ。だがそれも期待しすぎてはいけない。政権交代しても、自公は自分のことは棚に上げた誹謗中傷をくりかえすだろう。前の民主党政権だって、自民党が積み上げた、いや、崩しきったものを再構築できなかったからこそ、消費税を導入せざるをえなかったのだし、アメリカとの関係もあまり変えられなかったのだ。悪夢のようなことは(自民党にとってはそうだったろうが)まったくない。
 フレンチGクレフで書いてあるフラウト・トラベルソの曲をヴォイスフルートで吹くのには、普通のト音記号だと思い、c菅だと思い、ひとつ上の音をフラットを二つ増やして吹く。第2間にある音符なら、ラではなく、ドでもなくシフラットなのだ。何度も確認しているのに、また確認し、しかもメモを書いて思い込まないと曲にならない、頭にくる。

 実を言うとチェロピッコロでフレンチGクレフを読むことすら難しい。なんなんだよ、フレンチGクレフ≒ヘ音記号はチェロ弾きだったら問題ないはずだろう。でもまあ1オクターブ上で、それを5度上のピッコロで弾くから、指板の上という言い方で良いのか、4度上を弾いているのか。できない。頭にくる。


 鬱だ。

次女が薬を飲み忘れているのか、親がぼけているのか

2021年06月18日 | 自閉症
 次女は自閉症の癲癇(てんかん)持ちだ。朝晩薬を飲み続けているのだが、肉体は26歳、頭脳は2か3歳。薬は飲むものだと思っていて、習慣になっているので朝晩食事が終わると「クスリ?」と疑問形で要求する。ほとんど忘れたことがない。
 起きたら飲んでないクスリが定位置の容器に入ったままだ。昨夜要求されてここに出したおぼえがあるが、次女が飲んだのは確認していない。忘れたのかなあ?いや、妻が夕食後また疲れたと言っていったん寝に行っている。戻ってきてまちがって再び出したのではないか。ストックを確認してもわからない。これから確認しなきゃならない。

ひねもすのたり日記4 ちばてつや

2021年06月17日 | 漫画
 4巻は著作権料に貢献しなきゃと思って買った。ちばてつやは82歳だそうだ。すばらしい。たった4ページなのにこうしてすばらしい作品になっていて、それから漫画というものがすばらしいなあと、感心しきりである。僕の方はここんところ雨のせいか、やる気なく、いかんなあ。

初キュウリ

2021年06月16日 | 
 キュウリが採れた。初物だ。本当はこのくらいまでは早くに採ってしまって、苗を伸ばす方が良かったのかもしれない。まあいいや。米ぬかをばらまいてきた。関東地方は梅雨に入ったし、水が足りないことはないだろう。